Lesson430 話そう 「けなして、ほめる」という話法、 結局、つかっていいの? 悪いの? どうすればいいの? と、ここ数回読んできた人は思うかもしれない。 いま、私はこう思う。 この話法は使っていい、と。 だけれど、 結婚式など、相手の一生の思い出に残るシーンでは、 極力、事前に「原稿を書いて準備する」ようにし、 くれぐれも、相手を少しでも傷つける内容になってないか? 相手にとって嬉しい内容になっているか? 慎重に、何度も何度も見直してほしい。 「けなして、ほめる」話法は、 難度が高く、素人がうっかりつかうと 相手を深く傷つけかねない。 そのため私自身、この話法を封印しようとしていた。 ところが、読者から、 ときに、この「けなし」の部分に、 日ごろから言いたくても言えなかった本音がこもる こともあるんだと教えられ、 「だとしたら、この話法を封印してはいけない」 と改めさせられた。 私