コンサートの録音というと、今でこそ専用スペースが設けられてることも時たまありますが、まだまだ一般的には密かにこっそりやることであり、会場では「無断で写真撮影、録音等を行なうことは堅く禁じられております」というアナウンスを聞くことが普通です。かつて記録媒体としてテープが使われていたことから、コンサートを録音する人は「テーパー」と呼ばれるようになって現在に至りますが、21世紀に入ってテープを使う人が殆ど絶滅状態であるゆえ、もっと適切な呼び方がそろそろ見つからないものでしょうか。 それはともかく、世界中に名物テーパーがいて、それぞれが特に力を入れているバンドやミュージシャンや音楽分野、活躍する都市を持っているのですが、所詮日陰の存在なので表立って名前が出てくることは極めて稀です。しかし、既に故人で、しかも、録音したものがあまりに貴重ということで、ウィキペディアに登場しているのがマイク・ミラードで