2007年9月29日のブックマーク (4件)

  • 踊る新聞屋—。: [司法][光市母子殺害事件]主張変更の理由など、法曹なら理解していると思ったのだが

    あまり触れたくなかったのだけど、どうしても明らかにしておきたいので書くことにした。 光市母子殺害事件で、橋下徹弁護士が「説明責任を果たせ」と叫び、弁護団へのバッシングが未だに続いている。「凶悪犯を弁護することが許せない」という刑事弁護への究極の無理解、もはや説得や相互理解が不可能な意見はさておき、いったい何について説明が足りないのか、俺はよく理解できないでいた。 差し戻し審の弁護団は会見や資料提供など、橋下弁護士が騒ぐ前から行っていた(それをメディアがどう取り上げるか、それは弁護団の責任ではない)から、橋下弁護士がそれを知らなかっただけだろう。 今回、橋下弁護士のブログで、何について説明が足りないのか、憤りの理由がよく分かった。光市母子殺害事件弁護団に僕が求めたのも、事案の詳細を語れと言ったわけではない。 主張の変更の理由、すなわち1審・2審の弁護士は何をやっていたのかきっちりと説明しろと

    YOW
    YOW 2007/09/29
    ↓被告が嫌な奴かどうかはどうでもよい。近代刑法は、公正さが命 >ある裁判員模擬裁判で:死刑争う件を主題に、徹底して情状酌量求める弁護を見たグループA、厳密な事実追求の弁護見たグループB。Bで全員が無期
  • 複雑系経済学とは何か(3):西村和雄

    3.カタストロフィーからカオスまで 70年代のカタストロフィー・ブーム 私がアメリカに留学した頃(1973年)の日は、カタストロフィーがブームでした。カタストロフィーは、フランスの数学者で1958年のフィールズ賞の受賞者であるルネ・トムが発表した理論です。力学系(すなわち微分方程式と解曲面の幾何学)における、特異点(すなわち、不動点、周期軌道もしくは微分方程式が定義されない点など、周囲と様相の異なる点)の構造安定性の研究です。パラメーターが変化するとき、特異点の数や周りの状況が変わらないことを構造安定性とよびます。構造安定性の分析は、社会科学、生物などを含む諸分野での不連続な変化を説明するために応用できると期待されたのです。トムが、カタストロフィーを発表して間もない1966年に来日し、そして国際会議に出席するために1973年に再度来日したこともあり、当時の日は雑誌、テレビも含め何だか世

    YOW
    YOW 2007/09/29
    >3.カタストロフィーからカオスまで -使えなかったカタストロフィー理論
  • 複雑系経済学とは何か(1):西村和雄

    1. 新古典派経済学とは何か 経済学は数理科学 複雑系の経済学は、まだ始まったばかりですが、複雑系ブームの中で、経済学についての誤ったイメージが広まっているように思えます。あたかも複雑系が全ての問題を解いてくれるかのような期待が一人歩きをしています。現状を再検討して、複雑系とは何かを考えてみたいと思います。先ず、経済学の正しい姿を知って頂くために、経済学が既に数理的な学問分野としての百年以上の積み重ねをもっていることからお話しをしたいと思います。 経済学は、グラスゴー大学の倫理学の教授だったアダム・スミス(1723―90)によって始められたと考えられています。彼は、人間が利己的に行動したとしても、市場メカニズムによって均衡に導かれ、その結果として、国民も厚生も高められると考えたのです。彼の著書の題名は『国富論』であり、彼によれば富は、財やサービス、それも市場で取引される物であります。それ以

    YOW
    YOW 2007/09/29
    >経済理論が数学的に表現されている故、抽象的で現実を反映していないという批判も。これをどう考えたらよいか<法も同じ疑問が呈される。ハートは1次ルールと2次ルールの言及関係の上でルール体系を為すと言った
  • 松浦晋也のL/D: 神と悪魔と罵詈雑言

    宇宙開発とビジネスと民主主義(moderntimes) 宇宙開発と社会との関係を分析。 松浦晋也と鹿野 司の“読書ノート”(裳華房) 裳華房メールマガジンでの書評連載。 日経クロステック著者検索 松浦晋也 日経BPの媒体に書いた2003年以降に書いた技術的記事が読めます。全部ではありません。一部は同社のウェブ媒体リニューアルで消えたままになっています。 日経ビジネス電子版・著者ページ 2015年以降に日経ビジネス電子版に書いた記事は、ここから読むことができます。 介護生活敗戦記 2017年に連載した、認知症を発症した母80歳を自宅介護した記録です。現在連載は、NPO法人「となりのかいご」代表の川内潤さんが受け継いでいます。ここから著書「母さん、ごめん。」が生まれました。 松浦晋也の「モビリティビジョン」 2008年から2011年にかけて「Wireless Wire」で行った乗り物に関する連

    松浦晋也のL/D: 神と悪魔と罵詈雑言
    YOW
    YOW 2007/09/29
    >「一緒に食卓を囲みませんか」という彼女 <どうしようもなく世間を生きていけない人も割といるから、その人達が身を寄せ生きる場所は、宗教の形でもあった方が良いと思うよ。