この項目では、待ち合わせや会合のための場所を提供する貸席業(待合茶屋)について説明しています。病院やバスターミナル等の建物の中で待つための場所については「待合室」を、風や寒さ、排気ガスなどをしのぐために設けられた建物については「待合所」をご覧ください。 待合(まちあい)は、待ち合わせや会合のための場所を提供する貸席業(貸座敷とも呼ばれる)で、(東京などで)主に芸妓との遊興や飲食を目的として利用された。京都でお茶屋と呼ばれる業態に相当する。 今日ではほとんど死語であるが、法律用語に残っており、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律第2条第1項第2号に「待合、料理店、カフェーその他設備を設けて客の接待をして客に遊興又は飲食をさせる営業」という規定がある。 概要[編集] (明治 〜 昭和期の東京などを中心に)待合、料亭(料理屋)、芸妓置屋はいわゆる三業と呼ばれる風俗営業であった(関西など