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  • レヴィナス『全体性と無限』レジュメ

    以下は、レヴィナスの主著『全体性と無限』の勉強会のために作成したレジュメである。用いたテクストは以下のとおり。 E.Levinas, "Totalite et Infini," La Haye: Nijihoff, 1961 レヴィナス著、熊野純彦訳、『全体性と無限』、岩波書店、2006 『全体性と無限』レジュメ 上巻p126〜151 第1部B後半における中心的なテーゼは、無限なる他者との関係はまっすぐに顔を向かい合わせる対面の関係であり、これが全体性への統合に抵抗し、人と人との社会的倫理的な関係の多元性を拓くのだということである。だがp135〜p142では、顔の裸形についての議論と、悲惨を訴える異邦的なる他者の視線に対する贈与が普遍性を創立するのだという主張が挿入されており、異彩を放っている。 p126〜130 レトリックと不正 「レトリックは、正面からではなく斜めから〈他者〉

    YOW
    YOW 2008/05/21
    >ことばの贈与こそが、一般性、共通性、普遍性を創設する契機だ。実定的で聖なるものの暴力を振りかざす宗教は、他者を飛び越してしまっており、ことばを欠いている。形而上学は倫理的な関係のうちでいとなまれる。
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