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  • 文芸空間 東浩紀「想像界と動物的回路」

    ◎「想像界と動物的回路――形式化のデリダ的諸問題」(2000年初出)は、『文学環境論集 東浩紀コレクションL』の「essays」所収 ◎感想 ・ハイデガー、ラカン、デリダをセカイ系的に読解している感じ。デリダ『郵便葉書』『グラマトロジーについて』、ハイデガー『存在と時間』、ラカンを短い文章で簡潔にまとめたお得感あふれる論文 ・東にとっての「動物」概念を理解するためにとても重要である ・この論の文脈でいうと、「動物」は必ずしも否定的な言葉ではない。東の思想全体にとって「動物化」っていいことなの? 「人間」であることはファシズムを招くことなのか? ・デリダがダジャレ魔である理由がよくわかる ・ジジェクのラカン理解が輸入されているのだろうけれども、東のラカン論は正しいの? ・第二期デリダのなした韜晦は、冷戦下でこそ意味をもちえたのではないか? 冷戦終了後に第二期デリダのポストモダン的な身振りを利

    YOW
    YOW 2008/02/22
    デリダのラカン批判>主体の統一性を脱構築(欲動=シニフィアンの自律的運動)しながらも他方で絶対的欠如代理の大シニフィアン「ファルス」の導入<導入はせず空のままで論じてる筈だが。大Sは遡及的幻想として。
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