法と道徳 一 社会規範 行動指針 法規範 道徳 二 法と道徳 認識論問題 近代以前(未開、古代、中世) 法と道徳の未分化 ? 分化の例 ソフイストのノモスとphysisの区別、ローマ法、キリスト教自然法論 近代 法の自立性 トマジウス・カント トマジウス(ドイツ啓蒙記自然法論者) 外面性 内面性と強制可能性との連動 人間生活の最終目標である幸福の成就が自然法の任務であり、狭義の道徳と実定法の目的は、自然法(広義の道徳)に統括されていく。 カント 合法性(Legalitaet) と 道徳性(Moralitaet) 義務づけの仕方の違い 道徳 自律的人格の自己立法「汝の意思の確立が常に同時に普遍的な立法の原理として妥当しうるように行為せよ」 法は広義の道徳に統括されていく。 背景 個人の思想・良心の自由を外的権力から護る。 宗教改革による道徳の内面的主体化、近代の中央集権的国家と法の国家化(M