ブックマーク / www.yachikolaw.com (4)

  • 法と道徳

    法と道徳 一 社会規範 行動指針 法規範 道徳 二 法と道徳 認識論問題 近代以前(未開、古代、中世) 法と道徳の未分化 ? 分化の例 ソフイストのノモスとphysisの区別、ローマ法、キリスト教自然法論 近代 法の自立性 トマジウス・カント トマジウス(ドイツ啓蒙記自然法論者) 外面性 内面性と強制可能性との連動 人間生活の最終目標である幸福の成就が自然法の任務であり、狭義の道徳と実定法の目的は、自然法(広義の道徳)に統括されていく。 カント 合法性(Legalitaet) と 道徳性(Moralitaet) 義務づけの仕方の違い 道徳 自律的人格の自己立法「汝の意思の確立が常に同時に普遍的な立法の原理として妥当しうるように行為せよ」 法は広義の道徳に統括されていく。 背景 個人の思想・良心の自由を外的権力から護る。 宗教改革による道徳の内面的主体化、近代の中央集権的国家と法の国家化(M

  • 法システム1

    法システム 1 一 法とは何か 二 実定法の基構造 一 法とは何か 法とは何かという問題は、出発点でありながら、最も難しい問題である。当初は、一応枠組みを把握するために、一般的な知識を身につける。 法システムとは、制度化された規範的なシステムであるとされるのが一般的である。とりあえず、ここでは、その前提で話を進める。 ・法の規範的側面 法は規範であるが、個々の法規範には、性質の違う規範がある。 例えば、裁判規範(刑法199条)、組織規範(憲法25条)など ・法の制度的仕組み 法が定立・適用・執行される側面 実効性が必要である。 ・法に特有な思考方法 主体としての法曹集団の特徴 法規範が破られたときの効果として一般的に言われるのは国家による組織された強制的サンクションが加えられるということである。典型的には、刑罰を想起せよ。 では、そもそもサンクションは法の規範的特質にとって決定的であると

    YOW
    YOW 2010/12/22
    中央大学法哲のレジュメ。ケルゼン法段階説の検索で。
  • 法価値論Ⅱ

    ロールズの正義論-『正義論』段階- ・ロールズ以前の状況として一般に言われていること 価値自由(価値相対主義) ・『正義論』の構成 第一部 原初状態で採用される戦略と正義の二原理を選ぶ理由(社会契約論) 第二部 現実の社会制度と実践を巡る一連の問題に対する自分の正義論の適用について 第三部 正義の概念の実行可能性 ・特徴的方法と内容 望ましきこと 実行可能なこと 両方を顧慮する 熟慮された正義判断のよる導出 と 反照的均衡による検証 正義の二原理に適った安定的な社会・政治制度を社会契約論という装置を用いて導き出す。 ・社会契約論 ホッブス、ロック、ルソーのような古典的契約論の衰退 ロールズの問い 原初状態(自己の利益に関する判断を遮る無知のヴェール) の下で何を選ぶであろうか。 正義の観点から見てもっとも望ましいものを選ぶ 「公正としての正義」 選択主体 正義感覚 相互無関心 物資の欠乏

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    YOW 2007/04/06
    自然法をめぐる>古典:社会契約を(自然状態を)お墨付き与える正統性付与的道具/対しロールズ:「歴史的でなく仮定的状況」、評価の基準として用いた←のちに必ずしもマクシミン解が合理的戦略ではないという批判
  • http://www.yachikolaw.com/lec_philoshy1/%20philisophy_allprint.pdf

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    YOW 2007/03/30
    法哲学史の概要。33ページもあるが簡潔で分かりやすい解説。>法概念論/装置としての法的三段論法(:法を適用するとは何?)/法価値論/リバタリズムとリベラリズム/共同体論
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