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『図書』は大勢の知的好奇心あふれる読者に1938年の創刊以来愛読されてきた「読書家の雑誌」です。 古今東西の名著をめぐるとっておきの話やエピソード、心を打つヒューマン・ストーリー、旅のときめき体験、人生への思索などを綴る、滋味あふれるエッセイの数々。 文学・芸術・学問の面白さを語る対談・座談・インタビュー。若手からベテランまで『図書』ならではの一流の執筆陣が書き下ろす文章の力と味わいは、日常生活にピリッと刺激を与えるスパイスの働きをするはずです。 魅力的な本との出会いの場、読書の新しい愉しみ発見の場として月刊『図書』の定期購読をおすすめいたします。 巻末の新刊案内は岩波書店の出版活動の最新情報をいの一番にお届けする「読者と岩波書店を結ぶホットライン」です。 綴じ込みの〈書籍注文ハガキ〉もご利用ください。
遺伝子操作が生みだす新たな生命体に対して,現代フェミニズム思想の旗手ハラウェイが「共感を覚える」のはなぜなのか? 自然と人工,純と不純といった分類がもはや成り立たないハイブリッドな時代のありようをうつしだす. ■著者からのメッセージ ハラウェイにとって,遺伝子工学の物語はこのようにカテゴリーが砕け崩れてゆくことをめぐる物語である.彼女は,自分の果たすべき使命のひとつは,一般に受け容れられている定義のしかたと境界線の引き方に揺さぶりをかけること,とりわけ,ジェンダーで世の中を区切るやり方にフェミニストとして揺さぶりをかけることだと考えている.それゆえに,個人的にも専門家としても,「私のサイボーグたち」に対して愛着を感じているのだ.サイボーグたちはあっというまに世の中にあふれ,旧いカテゴリーがみな変容しはじめていることを知らせる.それにサイボーグ自身も,われわれの新しい世界の一端を分かちあう仲
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