『ハイパーテキスト論』(1995) 2002年08月05日 「芦田の毎日」の一読者から、コンピュータ教育の意味についてどう思うか、というメールを頂きました。1995年に書いた『ハイパーテキスト論』(7年も前に書いたものですが、内容はまだいささかも古くなっていません)を、ここに「返信」しておきます。 ---------------- ●ハイパーテキスト論 1)ワープロとハイパーテキスト 「情報社会」の到来、「コンピュータ」社会、「IT」社会の拡大というのは、単にコンピュータが社会のあちこちで使われるようになったということではない。その意味でならすでにあちこちでコンピュータは使われていたといえる。 大きな変化が起こりつつあるのは、コンピュータがバックヤード的に使われている場面から表舞台に躍り出始めたということだ。しかし、それもまた「コンピュータ」があちこちで目立つようになったということではない