スペイン国王杯決勝の翌日。ホームスタジアムであるカンプノウで開かれた優勝セレモニーでのグアルディオラ監督。スタンドを埋め尽くしたファンに、バルサの監督として最後のタイトルとなる国王杯優勝を報告した。 国王杯でアスレティック・ビルバオを破り優勝したバルセロナ。グアルディオラにとって14個目のカップは、バルサを率いた4年間で最後のものとなった。 ELに敗れていたビルバオのモチベーションは高く、サン・マメスでの対決のような一進一退の拮抗した試合が予想されたが、ふたを開けてみるとバルサがあっさりと試合を決めてしまった。 それも、たった24分間で。 開始からわずか3分でペドロが決めると、メッシが追加し、再びペドロ。30分とたたないうちにスコアは3-0となり、その時点で試合はほぼ決まってしまった。 試合後、ビルバオのイラオラはどこかあきらめたような様子でこう振り返っている。 「バルサと僕らの間には大き