アパート建設大手、レオパレス21が建てたアパートに建築基準法違反の疑いが出ていた問題で、同社は7日、国の基準を満たしていない物件が新たに見つかり、法令違反の疑いがある建物が延べ1324棟にのぼると発表した。これまでに施工したアパート計3万8千棟余りを調査したところ、外壁や天井の耐火性や遮音性などについて国が認定する仕様と異なる物件が見つかったという。 補修工事などの費用として360億円の特別損失を2018年4~12月期決算で計上し、19年3月期通期の純損益は380億~400億円の赤字になる見通し。18年10月時点では、50億~70億円の純損失を見込んでいたが、赤字幅が大きく膨らむ。(田中美保)
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