Image credit: NASA ロシアによるクリミアへの侵攻、編入などウクライナ情勢の悪化を受け、米国政府は4月2日、米航空宇宙局(NASA)に対し、ロシア政府や機関との接触を禁止するとの通達を出した。 これはNASAの内部で出回ったEメールのリークによって明らかになったもので、またリークの数時間後、NASAは公式にロシアとの接触を断っていることを認めた。 リークされた文章によれば、両国間のテレビ会議から、NASA関係者のロシアへの渡航、またNASAの施設をロシア政府関係者が使用することも禁止するとされている。 ただし、国際宇宙ステーション(ISS)に関しては例外とされ、現在、若田光一宇宙飛行士がコマンダー(船長)を務めているISSの運用への影響はないとみられる。またロシア国外で開催される多国間会議に、ロシア側の関係者と同席することも禁止されてはいない。 現在米国は、ISSに宇宙飛行