NASAは2018年3月2日(現地時間)、「アトラスV」ロケットをケープ・カナベラル空軍基地から打ち上げました。ロケットに搭載されていた次世代気象衛星「GOES-S」も予定通りの軌道に投入されています。 NOAA(アメリカ海洋大気庁)のGOES-Sは西アメリカに影響する嵐や雷、野火、濃霧などの気象データを、リアルタイムに近いレベルで素早くかつ正確、詳細に観測できる気象衛星です。 また、打ち上げに利用されたアトラスVはユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)が製造。ロケットの打ち上げ後、3月2日の20時58分に太陽電池パネルの展開を確認しています。 今後GOES-Sは約2週間後に静止軌道に移動した後に「GOES-17」と名称を変更し、年内に観測機器のチェックを終えて「GOES-West」へと移動し、すでに打ち上げられ「GOES-East」に位置していた「GOES-16」とペアでの運用が