インド宇宙研究機関(ISRO)は2018年12月19日、「GSLV」ロケットを打ち上げました。打ち上げは成功し、搭載されていた通信衛星「GSAT-7A」も所定の軌道に投入されています。 GSLVはインドのサティッシュ・ダワン宇宙センターから打ち上げられ、打上から19分後に人工衛星を分離。今後、GSAT-7Aは数日間かけて、最終軌道調整がおこなわれます。 またインド空軍によって運用されるGSAT-7Aは重量2.25tの人工衛星で、同軍の通信に利用されます。なお、同人工衛星の予定運用期間は8年間となっています。 Imag Credit: ISRO ■India Launches Hefty Communications Satellite Into Orbit to Cap Busy 2018 https://www.space.com/42791-india-gsat-7a-satellit
アリアンスペースは2018年12月19日、「ソユーズ」ロケットの打ち上げを実施しました。ロケットには偵察衛星「CSO-1」が搭載されていました。 ギアナ宇宙センターから打ち上げられたソユーズは、悪天候のため打ち上げを1日延期していました。また報道によれば、衛星は高度800kmの太陽同期軌道に投入される計画です。 CSO-1はフランス軍による3機の偵察衛星コンステレーションを構成する、1機目の人工衛星となります。重量は3,566tで、10年間の運用を予定しています。 CSO-1は予定軌道に移動後、可視光や赤外線による3D写真や超高解像度写真を撮影する予定です。 Image Credit: アリアンスペース ■Arianespace Launches Spy Satellite for France on Soyuz Rocket https://www.space.com/42795-ari
2018年12月20日、国際宇宙ステーション(ISS)から3人の宇宙飛行士が地球へと帰還しました。 今回「ソユーズ」宇宙船で地球へと帰還したのは、ESA(欧州宇宙機関)のアレクサンダー・ゲルスト氏、ロシアのセルゲイ・プロコピエフ氏、NASAのセリーナ・オナン・チャンセラー。3人は2018年6月6日に打ち上げられ、国際宇宙ステーションにて6ヶ月のミッションをこなしました。 さらにミッションの途中には、宇宙船にごく小さなホール(穴)が開いていることが発覚するなどのトラブルもありました。しかしこのホールは塞がれ、地球へと無事帰還しています。 また3人の宇宙飛行士とも、健康状態に問題はないとのことです。 Image Credit: NASA/Bill Ingalls ■Soyuz Crew Returns to Earth After a Memorable 6 Months in Space h
米スペースXは2018年12月23日、「ファルコン9」ロケットを打ち上げました。ロケットに搭載されていた次世代GPS衛星の1機目となる「GPS III」は分離に成功しています。 フロリダのケープ・カナベラル空軍基地から2週間遅れで打ち上げられたファルコン9は、離昇から2時間後に人工衛星を中軌道へと投入。なお、ロケット第1段の回収は行われませんでした。 そして今回打ち上げられたのは、次世代GPS衛星を構成する「GPS III」のうち、10機から構成される「ブロックIIIA」の最初の1機となります。なお、GPS IIIは10機のブロックIIIA、22機の「ブロックIIIF」の打ち上げを予定しています。 GPS IIIは現行世代GPSの3倍の正確性とより強力な電波の送信、さらに現行世代やヨーロッパの衛星測位システム「ガリレオ」と互換性のある測位電波の送信を実現します。 Image Credit:
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