タグ

2020年3月3日のブックマーク (7件)

  • JAXAの探査機「あかつき」を利用、金星大気の広範囲に渡る構造を初解明

    金星の周回軌道投入に再挑戦する「あかつき」の想像図(Credit: ISAS/JAXA)金星周回軌道への投入に一度は失敗したものの、2015年12月の再挑戦で軌道への投入に成功した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の金星探査機「あかつき」。今回、あかつきなどを利用した観測によって金星の大気温度を広範囲に測定することで、金星大気の全球的な構造が初めて明らかになったとする研究成果が発表されました。 ■金星の大気は赤道よりも北極や南極のほうが不安定だった金星の大気安定度を示した概念図。赤道(左)よりも北極や南極(右)のほうが安定度が低く、上昇気流や下降気流が起こりやすい(Credit: 京都産業大学)安藤紘基氏(京都産業大学)らの研究チームは、探査機から地球に向けて送信される電波を利用する「電波掩蔽(でんぱえんぺい)観測」という手法を使い、これまで限られた場所の観測データしか得られていなかった金星

    JAXAの探査機「あかつき」を利用、金星大気の広範囲に渡る構造を初解明
  • オリオン宇宙船、脱出システムモータの最終テストに成功

    オリオン宇宙船はNASAの宇宙飛行士を再び月面へと立たせるために、開発がすすめられています。有人月面探査ミッション「アルテミス2」は、2024年に実施される予定です。 そしてオリオンには、高度コントロールモータ(ACM)が搭載されています。これは宇宙船に万が一の事態が発生した時に、脱出システムとして利用されるものです。 ノースロップ・グラマンによって製造されたACMは、メリーランドにある施設にて30秒間のエンジン点火を実施。3回目かつ最後のテストに合格した同モータは、有人ミッションに使用できるとの証明を取得したのです。 オリオンにはACMを含む3種類のモータが搭載されており、これらのすべてが認証を取得することで、有人ミッションの実施が可能になります。 Image: NASA Source: Space.com 文/塚直樹

    オリオン宇宙船、脱出システムモータの最終テストに成功
  • スペースXのスターシップSN1、圧力テスト中に破裂

    スペースXの宇宙船プロトタイプ「スターシップSN1」が2月28日、圧力テストの最中に破裂しています。 スターシップは衛星の打ち上げから火星ミッションまで利用される、超大型の宇宙船です。以前にもプロトタイプのMk1が開発されていましたが、こちらもテスト中に破損しています。 そしてサウス・テキサスのボカ・チカの施設にて実施されたテストでは、サイロ型の機体にて液体窒素を用いたテストをおこないましたが、機体は破裂し空中へと舞い、地面へと落下しています。 現時点では詳細な失敗原因は伝えられていませんが、タンク構造が圧力テストの際に破損したことが、初期の報道では伝えられています。 スターシップのプロトタイプはSN1だけでなく、SN20まで改良をすすめ、完成バージョンが開発される予定です。また、最初の商業打ち上げは2021年が予定されています。 Image: スペースX Source: GeekWire

    スペースXのスターシップSN1、圧力テスト中に破裂
  • JAXAが描く「将来の有人月面探査」月の砂から燃料と酸化剤を生産

    月周回有人拠点(ゲートウェイ、右)に接近するHTV-X(左)を描いた想像図(Credit: JAXA)NASAが進めるアルテミス計画では、早ければ2024年にも有人月面探査が再開される予定です。そのさらに先、2030年代以降の国際的な有人月面探査がどのようなシステムに支えられていくのか。宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、将来の有人月面探査で用いられることを前提とした、ある施設建設の検討を進めています。 ■レゴリスから取り出した水を電気分解して水素と酸素を生産2月26日、月面における「その場資源利用(ISRU:In-Situ Resource Utilization)」技術の獲得を目指すJAXAから、月面に建設する「推薬生成プラント」の実現に向けた情報提供要請(RFI)が発表されました。 ここでいう推薬とは、ロケットエンジンで用いられる燃料と酸化剤のこと。情報提供要請にあわせて公開された

    JAXAが描く「将来の有人月面探査」月の砂から燃料と酸化剤を生産
  • アポロ13号の宇宙飛行士たちが見た月面をNASAが再現

    【▲ ルナー・リコネサンス・オービターの観測データをもとに再現された「モスクワの海」周辺(Credit: NASA’s Scientific Visualization Studio)】月に向かう途中でトラブルが発生し、11号以降では唯一月に降りることがなかった「アポロ13号」。間もなく打ち上げから50年(2020年3月現在)となるアポロ13号の宇宙飛行士たちが見た景色を、NASAが月周回衛星「ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)」の観測データを使って再現しました。 ■降りることなく通過した月面の様子を忠実に再現1970年4月に打ち上げられたアポロ13号は月へ向かう途中、打ち上げから2日ほどが経った時点で電気配線のトラブルにより機械船の酸素タンクが爆発し、月着陸を断念。ジム・ラベル船長以下3名の宇宙飛行士は司令船から月着陸船へと避難し、月の裏側上空に回り込んでそのままUターンする自由

    アポロ13号の宇宙飛行士たちが見た月面をNASAが再現
  • 楽天、携帯料金を発表 自社エリア上限なし月2980円 - 日本経済新聞

    楽天は3日、4月から格参入する携帯電話サービスの料金を正式発表した。楽天の自社ネットワークエリアで月に利用できるデータ通信量の上限なしで月額2980円で提供する。NTTドコモなど大手3社の半額以下の水準で、通信料金の値下げ競争を引き起こしそうだ。新型コロナウイルスの影響からオンライン中継で記者会見した。同社の三木谷浩史会長兼社長は「楽天は将来にわたって1つのプランしか出さない。プランが増えて

    楽天、携帯料金を発表 自社エリア上限なし月2980円 - 日本経済新聞
    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2020/03/03
    無料サポートプログラムで使用しているが、現時点では、平日の日常生活でエリア外になることはない。週末に遠出すると都内でも切れる。最初の1年無料をこのレベルで我慢できるなら、というところ
  • NASAの月面探査計画「VIPER」が2023年に延期

    NASAは2月25日、月面探査ミッション「VIPER」を2023年に延期することを発表しました。 2019年に発表されたVIPERは、月の南極付近に探査機を派遣し、水資源に関する調査を行います。探査機はゴルフカートほどの大きさで、地面を採掘するドリルや調査用の分光器が搭載されています。 もともと、VIPERは2022年に打ち上げられる予定でした。しかし、探査機のより長期間の運用と、さならる科学探査の実施を理由に、その打ち上げが1年延期されたのです。ただし、その詳細は明かされていません。 当初の計画では、VIPERは100日間のミッションにて数キロを移動する予定でした。また、商業月輸送サービス「CLPS」による月着陸船の利用が想定されています。 Image: NASA Ames/Daniel Rutter Source: Space.com 文/塚直樹

    NASAの月面探査計画「VIPER」が2023年に延期