探査機「はやぶさ2」は2020年12月、「多くてこれくらいだろう」と事前に想定された量をはるかに超える小惑星リュウグウの砂や石を地球へ届けた。これからリュウグウの砂粒一つずつの特徴を記録する「カタログ」を作るキュレーション作業が本格化する。はやぶさ2が持ち帰ったリュウグウの物質をめぐる動きを紹介する2回目は、キュレーション作業のとりまとめ役である臼井寛裕(ともひろ)・宇宙航空研究開発機構(JAXA)地球外物質研究グループ長に、カタログ作りの舞台裏や地球外物質を分析する面白さを聞く。【永山悦子/オピニオングループ】 はやぶさ2が地球へ届けるリュウグウの物質の当初の目標量は、0.1グラムだった。10年に先代はやぶさが小惑星イトカワから持ち帰ったカプセルの中には、目に見えないほど小さな物質しか入っていなかったため、「(はやぶさ2では)目に見える物質が入っていてほしい」「ティースプーン1杯くらいは
スターリンク衛星60基を搭載したファルコン9ロケット(Credit: SpaceX)スペースX社は3月14日、スターリンク衛星60基の打ち上げを行いました。衛星を搭載したファルコン9ロケットは、ケネディー宇宙センター39A発射台から打ち上げられ、約65分後に衛星の分離を確認。打ち上げは成功しました。ファルコン9ロケットの発射は2021年すでに8回目となりました。 また第一段目機体は大西洋上に待機しているドローン船「Of Course I Still Love You」への着陸にも成功しました。今回の打ち上げではすでに8回使用された第一段機体が使用されていたため、この成功により9回着陸したことになります。機体は2019年3月に行われた同社の有人宇宙船「クルードラゴン」の無人試験(Demo-1)で初使用。スペースX社は同一の第一段機体を約10回使用することを一つの目標にしてきました。この打ち上
2021/3/16に開催されたJJUG night seminarでの登壇資料です https://jjug.doorkeeper.jp/events/119184
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