中国が独自の宇宙ステーションのコアモジュール打ち上げに成功。 有人宇宙開発においても強める中国の影響力【週刊宇宙ビジネスニュース 2021/4/26〜5/2】 中国が独自の宇宙ステーションのコアモジュール打ち上げに成功 中国の宇宙機関である中国航天科技集団(以下CASC)や新華社の情報によると、中国が独自に開発する軌道上宇宙ステーション”天宮(Tiangong)”の中核をなす”天和※(Tianhe)”を打ち上げ成功を発表しました。今回の打ち上げは、海南島の文昌衛星発射場から長征5Bロケットで行われました。 ※メディアによっては”天河”と記載も 天和は、全長16.6m・重量22.5tと中国がこれまでに開発した宇宙機の中で最大級となります。T字型の天宮の中央に位置する天和は、宇宙飛行士の居住区や生命維持装置のほか、軌道高度を維持するための推進モジュールも搭載しています。 中国有人宇宙機関(CM