リチウムイオン2次電池(LIB)の実用化後の歴史は約30年。一方、発見されてから334年がたったあの“エネルギー”が大規模蓄電の新技術として参戦してきた。アイザック・ニュートンが、木から落ちるリンゴを見て発見したという“重力(万有引力)”を使うエネルギー、すなわち“位置エネルギー”である。既存の揚水発電やLIBと比べてどんな特徴があるのか、誰が利用しようとしているのかを紹介する。 欧米では古くてほぼ廃れたような技術からまったく新しい技術までさまざまな蓄電技術/蓄電媒体に脚光が当たり、それらの開発ラッシュが起こっている。理由は大きく3つ。1つは、電気自動車(EV)の需要が急増する見通しであるため。 2つめは、再生可能エネルギーの大量導入に伴い、その出力変動を平準化、もしくは蓄電して水素など別のエネルギー形態に変換する需要が非常に大きくなると予測されているためである。調査会社の米Bloombe
理化学研究所(理研)は9月1日、周期的に駆動された「量子多体系」において、「隠れた反ユニタリー対称性の自発的破れ」に起因した新しいメカニズムによる動的な相転移現象を発見したと発表した。 今回の研究が結びつける分野の模式図。非平衡ダイナミクス、量子多体系の相転移、非ユニタリー行列の数理を結びつけるものである (出所:理研Webサイト) 同成果は、理研 開拓研究本部 非平衡統計力学 理研白眉研究チームの濱崎立資 理研白眉研究チームリーダーらの研究チームによるもの。詳細は、英オンライン科学誌「Nature Communications」に掲載された。 温度などの外部パラメータを変えることで、系のマクロな性質が劇的に変化する現象を「相転移」といい、熱平衡状態にある系の相転移現象(平衡相転移)の研究は長い歴史を長く、そのメカニズムや相転移点近くでの普遍性についての理解は進んできている。一方、非平衡状
webスポルティーバ野球の記事一覧高校野球他「ベースボールゲームトラッカー」ってなに?「効果てきめん」で普通の公立校が大躍進、祇園北を決勝に導いた 夏の甲子園が終わり、どの野球部も新チームづくりが始まっている。なかでも広島県立祇園北高校は、とりわけモチベーションが高い一校だ。今夏の広島大会では、ノーシードから創部39年目で初の決勝進出を果たした。 中学時代は控えだった選手が多く、実力的にはいわゆる"普通"のチームと言える。進学校で平日の練習は1時間から1時間半程度。グラウンドはサッカー部や陸上部などと共有で、ライトは"存在しない"。傾斜のあるマウンドもなく、投球練習もままならない環境に置かれている。 今年夏の広島大会で快進撃を演じた祇園北高校この記事に関連する写真を見る そんなチームが広島で"旋風"を巻き起こした裏には、祇園北ならではのアプローチがあった。野球ゲーム分析ツールの「ベースボー
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