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ブックマーク / sorae.info (1,405)

  • Indeed『全国一斉 宇宙仕事 適性テスト』を開始。野口宇宙飛行士と交信イベントも

    「全国一斉 宇宙仕事 適性テスト」「宇宙飛行士インタビュアー募集」公式Webサイトより(Credit: IndeedIndeed Japan株式会社は、JAXA協力のもと宇宙に関わる仕事の多様性や可能性を、多くの方に知ってもらうためのキャンペーンを、2021年3月3日(水)より開始しました。 キャンペーンでは、誰でも手軽に自分がどんな宇宙仕事に向いているか20個の質問で診断できる「全国一斉 宇宙仕事 適性テスト」や、3月30日(火)の夜には、現在、国際宇宙ステーションに滞在中の野口聡一宇宙飛行士とリアルタイムで中継を繋ぎ、宇宙仕事について対話できる「野口宇宙飛行士 リアルタイム交信イベント」を実施します。 また、野口宇宙飛行士に直接質問を投げかける参加者(インタビュアー)の募集も同時に開始しています。抽選で3名の方が選ばれる予定で、特設サイトより3月3日(水)~3月21日(日)まで受付

    Indeed『全国一斉 宇宙仕事 適性テスト』を開始。野口宇宙飛行士と交信イベントも
  • 来月から宇宙滞在予定の星出彰彦飛行士が抱負 「日本の風景を届けたい」

    取材に応じる星出彰彦宇宙飛行士(Credit: JAXA)来月4月頃に国際宇宙ステーション(ISS)へ向かう星出彰彦宇宙飛行士は3月2日、JAXAのオンライン記者会見で近況と今後の抱負を語りました。星出飛行士は4月20日以降にスペースX社の有人宇宙船「クルードラゴン」に搭乗します。現在訓練は最終段階に入っており、主にヒューストンにあるNASAの施設とスペースX社の施設で訓練を受けているということです。 星出飛行士は今回が3回目の宇宙滞在。スペースシャトル、ソユーズ宇宙船、クルードラゴンと3種類の宇宙船に搭乗することになります。クルードラゴンは民間会社であるスペースX社が開発・製造を行っていますが、このことについて星出飛行士は「民間の宇宙活動の過渡期にある。今後は職業飛行士だけでなく、一般の方が宇宙に進出する機会が広がり、新しい知見や文化、考え方が生まれるのではないかと期待している。」という

    来月から宇宙滞在予定の星出彰彦飛行士が抱負 「日本の風景を届けたい」
  • スペースX「スターシップ」高高度飛行試験でついに着陸成功、しかし数分後に爆発

    離陸後上昇するスターシップ「SN10」。スペースXによるライブ配信アーカイブより(Credit: SpaceX)日時間2021年3月4日、スペースXは開発中の大型宇宙船「スターシップ(Starship)」の試験機「SN10」(SNはSerial Numberの略)による3回目の高高度無人飛行試験を実施しました。 今回の試験では過去の飛行でも達成されていた目標高度10kmへの上昇と到達、上空から着陸地点への制御された降下に加えて、ついに着陸地点へのソフトランディングも成し遂げられました。ただし、着陸から数分後にSN10は爆発し、今回も最終的に機体は喪失しています。 ▲スペースXが公開しているSN10飛行試験の配信アーカイブCredit: SpaceX)▲ スターシップの飛行試験は2019年8月の縮小版試験機「スターホッパー」による高度150mへの低高度飛行試験から始まりました。2020年

    スペースX「スターシップ」高高度飛行試験でついに着陸成功、しかし数分後に爆発
  • NASAの火星探査機、軌道上から探査車「Perseverance」を撮影

    着陸から6日後にマーズ・リコネッサンス・オービターから撮影されたPerseverance(Credit: NASA/JPL/University of Arizona)こちらはアメリカ航空宇宙局(NASA)の火星探査機「マーズ・リコネッサンス・オービター(MRO)」によって撮影された、火星のジェゼロ・クレーターの一部を捉えた画像です。 中央部分に白く小さな長方形の物体が写っていますが、これは日時間2月19日朝にジェゼロ・クレーターへの着陸に成功した火星探査車「Perseverance(パーシビランス、パーセべランス)」の姿です。アリゾナ大学月惑星研究所によると、火星を周回するMROは数日おきにPerseveranceを撮影することが可能で、公開された画像はPerseveranceの着陸から6日後に約290km離れた軌道上から撮影されたといいます。 同研究所によると、Perseveranc

    NASAの火星探査機、軌道上から探査車「Perseverance」を撮影
  • バイコヌール宇宙基地で打ち上げ準備が進む国内ベンチャーの人工衛星

    2021年3月20日にバイコヌール宇宙基地から打ち上げられる予定のソユーズ2.1aロケットには、国内ベンチャーのアクセルスペースとアストロスケールが開発した人工衛星が搭載されます。ロケットへの搭載準備が進むこれらの衛星をロシアの国営宇宙企業ロスコスモスが紹介しています。 ■アクセルスペースの地球観測衛星「GRUS」バイコヌールで打ち上げ準備中の「GRUS」(Credit: Roscosmos)2月22日に紹介されたのはアクセルスペースの地球観測衛星「GRUS(グルース)」です。GRUSは同社の地球観測プラットフォーム「AxelGlobe」を支える衛星コンステレーションを構成する超小型人工衛星で、2018年12月に初号機の「GRUS-1A」がボストチヌイ宇宙基地から打ち上げられました。今回は「GRUS-1B」「同1C」「同1D」「同1E」の4機が同時に打ち上げられます。 GRUSは1機あたり

    バイコヌール宇宙基地で打ち上げ準備が進む国内ベンチャーの人工衛星
  • ISSに滞在中の野口聡一宇宙飛行士、船外活動の日程決定!

    船外活動に関わる訓練を行うJAXAの野口聡一宇宙飛行士。2020年撮影(Credit: JAXA/NASA)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月26日、野口聡一宇宙飛行士による国際宇宙ステーション(ISS)での船外活動が3月5日から翌6日にかけて行われる予定であることを発表しました。 野口飛行士は日時間2020年11月16日に打ち上げられたスペースXの有人宇宙船「クルードラゴン」にアメリカ航空宇宙局(NASA)の宇宙飛行士3名とともに搭乗し、第64/65次長期滞在クルーの一員として現在ISSに滞在しています。Twitterでは野口飛行士自身によって活動の様子やISSから撮影された地球の景色などが日々ツイートされています。 Happy #100days in #Space #SpaceX #Crew1 打ち上げから無事100日が経過しました! pic.twitter.com/Xe0vXD

    ISSに滞在中の野口聡一宇宙飛行士、船外活動の日程決定!
  • 火星探査車が撮影した高解像度パノラマ写真が公開される。142枚の画像から作成

    2月24日(現地時間、以下同様)、アメリカ航空宇宙局(NASA)は火星探査車「Perseverance(パーセベランス、パーサヴィアランス)」が撮影した画像をもとに作成された高解像度のパノラマ画像を公開しました。 火星探査車「Perseverance」のカメラ「Mastcam-Z」によって撮影された高解像度パノラマ画像(Credit: NASA/JPL-Caltech/MSSS/ASU)※クリックで拡大こちらが公開されたパノラマ画像です。マスト(Perseveranceの“頭”と表現されている)に取り付けられている複数のカメラのうち最大1600x1200ピクセルでの撮影が可能な「Mastcam-Z」を使い、マストを360度回転させながら撮影した142枚の画像をつなぎ合わせて作成されました。画像にはPerseverance周辺の地表をはじめ、着陸地点であるジェゼロ・クレーターの縁や、三角州と

    火星探査車が撮影した高解像度パノラマ写真が公開される。142枚の画像から作成
  • NASAの太陽探査機が撮影した金星夜側の画像、研究者を驚かせる

    2020年7月11日(現地時間、以下同様)、アメリカ航空宇宙局(NASA)の太陽探査機「パーカー・ソーラー・プローブ」は3回目の金星スイングバイを実施しました。スイングバイとは惑星などの重力を利用して軌道を変化させる手法のことで、パーカー・ソーラー・プローブでは全部で7回の金星スイングバイが予定されています。 2021年2月25日、NASAは前年7月の金星スイングバイ時にパーカー・ソーラー・プローブの広視野カメラ「WISPR(Wide-field Imager for Parker Solar Probe)」によって撮影された金星の画像を公開しました。こちらがその画像で、およそ1万2400km離れたところから見た金星の夜側が画像の左側に収められています。 太陽探査機「パーカー・ソーラー・プローブ」の広視野カメラ「WISPR」によって2020年7月に撮影された金星の夜側。金星の中央付近に見え

    NASAの太陽探査機が撮影した金星夜側の画像、研究者を驚かせる
  • アメリカの宇宙船で打ち上げられた日本の超小型衛星とは?

    シグナス補給船(Credit: ISS Twitter)日時間2月21日深夜、アメリカの宇宙ステーション補給機「シグナス」が打ち上げられました。シグナス補給船は、国際宇宙ステーション(ISS)へ実験器具や生活物資を運ぶことを目的としています。今回の打ち上げでは、国際宇宙ステーションから放出される超小型衛星も搭載されました。その中には、日の大学や有志の宇宙開発団体、ベンチャー企業が開発・製作を行った衛星が含まれています。 1 リーマンサット・プロジェクト「RSP-01」リーマンサット・プロジェクトが開発した「RSP-01」(Credit: NASA)リーマンサット・プロジェクトは会社員や学生など民間有志による趣味の宇宙開発団体で、主に超小型衛星の開発などを行っています。今回宇宙へ旅立った「RSP-01」は衛星にあるアームを展開し、先端のカメラで衛星体と地球を一緒に撮影する、いわば「自撮

    アメリカの宇宙船で打ち上げられた日本の超小型衛星とは?
  • ロシアの補給船「プログレス」手動ドッキングへの切り替えはアンテナの損傷が原因?

    国際宇宙ステーションに接近する補給船「プログレスMS-16」。赤丸で囲んだアンテナの一部が損傷しているように見える(Credit: NASA、赤丸は筆者)日時間2月15日、ロシアの国営宇宙企業ロスコスモスは国際宇宙ステーション(ISS)に向けて無人補給船「プログレスMS-16」を打ち上げました。プログレスMS-16は打ち上げ2日後となる日時間2月17日にISSへのドッキングに成功し、料や水、生活必需品、修理キットなど合計2.4トン以上の物資が届けられました。 プログレス補給船は自動および手動でのドッキングに対応していて、普段は「クルス(Kurs)」と呼ばれる自動ドッキングシステムが用いられています。しかし、プログレスMS-16は最終アプローチ中にシステムが手動ドッキング用の「TORU」へと自動的に切り替わったため、問題が生じた場合に備えて待機していたISS滞在中のセルゲイ・リジコフ宇

    ロシアの補給船「プログレス」手動ドッキングへの切り替えはアンテナの損傷が原因?
  • 暗黒帯を包み込む淡い輝き。“かみのけ座”の「黒眼銀河」

    渦巻銀河「NGC 4826」(M64)(Credit: ESA/Hubble & NASA, J. Lee and the PHANGS-HST Team)こちらは「かみのけ座」の方向およそ1700万光年先にある渦巻銀河「NGC 4826」です。メシエカタログに「M64」として収録されているこの銀河は、1779年にイギリスの天文学者エドワード・ピゴットによって発見されました。 明るい中心核の周りで赤黒く渦巻く暗黒帯が印象的なNGC 4826は、その姿から「Black Eye Galaxy(黒眼銀河)」や「Evil Eye Galaxy(邪眼銀河)」とも呼ばれています。画像を拡大してみると、暗黒帯を背景に青色や赤色で輝く星々からの光が、美しい螺鈿(らでん)細工を思わせます。 欧州宇宙機関(ESA)によると、NGC 4826では外側の領域と内側の領域にあるガスがそれぞれ逆方向に回転しています。

    暗黒帯を包み込む淡い輝き。“かみのけ座”の「黒眼銀河」
    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2021/02/24
    “「Evil Eye Galaxy(邪眼銀河)」”
  • 着陸時の動画や火星の風の音。NASA探査車「Perseverance」新たなデータ公開

    現地時間2月22日、アメリカ航空宇宙局(NASA)は日時間2月19日朝に火星へ着陸した火星探査車「Perseverance(パーセベランス、パーサヴィアランス)」の新たな画像と着陸時に撮影された動画、そして火星の地表で初めて録音された音を公開しました。 ■上空から地表に降り立つまでの様子を撮影した動画 ▲Perseverance Rover’s Descent and Touchdown on Mars (Official NASA Video)▲ (Credit: NASA/JPL-Caltech) カラー撮影が可能な複数のカメラを搭載しているPerseveranceは、火星の大地に接する前から撮影を始めていました。今回公開されたこちらの動画は、高度約1万1000mの上空から着陸までの様子を捉えた各カメラの映像を1に収めたものです。着陸当日にPerseveranceから送られてきたデ

    着陸時の動画や火星の風の音。NASA探査車「Perseverance」新たなデータ公開
  • ボーイング新宇宙船「スターライナー」2度目の無人飛行試験は21年4月に実施予定

    打ち上げ準備中の新型有人宇宙船「スターライナー」(Credit: Boeing/John Proferes)アメリカ航空宇宙局(NASA)とボーイングは現地時間2月17日、ボーイングが開発中の新型有人宇宙船「スターライナー」による国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングを目指す2回目の無人軌道飛行試験「OFT-2(Orbital Flight Test-2)」の最新の準備状況を明らかにしました。OFT-2の打ち上げ予定日は2021年4月2日以降とされています。 スターライナーはスペースXの有人宇宙船「クルードラゴン」とともにNASAのコマーシャルクループログラム(商業乗員輸送計画)のもとで開発がスタートした有人宇宙船です。2019年12月にはスターライナーの初飛行となる無人軌道飛行試験「OFT」が実施されましたが、機体に搭載されていたタイマーの問題により計画されていた軌道に入ることがで

    ボーイング新宇宙船「スターライナー」2度目の無人飛行試験は21年4月に実施予定
  • JAXA、宇宙飛行士の募集条件緩和を検討。一般から意見募る

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2021年2月5日から3月19日まで、秋から始まる6回目の日人宇宙飛行士募集について、一般からの意見を募集しています。内容は応募資格や選抜方法についてです。 これに連動して、2月18日夜、JAXAは公開youtubeライブ「宇宙探査時代の新たな宇宙飛行士選抜への挑戦~これからの時代に求められる飛行士の資質と、選抜・訓練の新たな可能性~」を放送しました。 各界の識者をパネリストに呼んで「宇宙飛行士募集はどんな条件が良いのだろう」「どんな選抜方法が良いのだろう」「どんな人が適正があるのだろう」と討論する内容でした。 イベントの様子(Credit: JAXA)イベントの様子(Credit: JAXA)今までの募集と今回の募集の違いについて整理します。 これまでは条件に当てはまる人だけが応募できる方式これまでの宇宙飛行士公募(Credit: JAXA)旧宇宙開発

    JAXA、宇宙飛行士の募集条件緩和を検討。一般から意見募る
  • NASAの探査車「Perseverance」火星への着陸に成功、地表の様子を撮影

    火星探査車「Perseverance」が初めて撮影した画像。着陸地点であるジェゼロ・クレーターの地表が写っている(Credit: NASA/JPL-Caltech)2021年2月19日(日時間、以下同様)、アメリカ航空宇宙局(NASA)の火星探査ミッション「マーズ2020」の探査車「Perseverance(パーセベランス、パーサヴィアランス)」が火星のイシディス平原西端にある直径約45kmのジェゼロ・クレーターに着陸しました。Perseveranceの着陸成功により、かつての火星で誕生したかもしれない生命の探索を重要な目的とするマーズ2020の現地での探査活動がいよいよ始まることになります。 2020年7月30日にフロリダのケープカナベラル空軍基地から打ち上げられたPerseveranceは、約4億7200万km、203日間の飛行を終えて火星に到達。地球から火星までは通信にタイムラグが

    NASAの探査車「Perseverance」火星への着陸に成功、地表の様子を撮影
  • 火星探査車「Perseverance」について知っておきたい7つのこと

    アメリカの火星探査車「Perseverance」(パーセべランス、パーサビィアランス )が火星への着陸に成功しました。いよいよ火星の痕跡を探すことを目標にするミッションが始動します。そこで今回は、Perseveranceについて知っておきたいことを7つのポイントを解説します。 火星探査車「Perseverance」(Credit: NASA/JPL-Caltech)関連 ・NASAの探査車「Perseverance」火星への着陸に成功、地表の様子を撮影 ・動画で再現!NASA最新の探査車はこうして火星の大地に降り立つ ・火星探査車「パーセべランス」打ち上げ成功!火星には来年2月到着 1 生命の痕跡を探すPerseveranceに搭載されている科学機器(Credit: NASA/JPL-Caltech)Perseveranceは「火星に微生物が存在した痕跡」を様々な科学装置で調査します。 例

    火星探査車「Perseverance」について知っておきたい7つのこと
    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2021/02/22
    探査車を製造できるほどの火星基地を建造するとなると、どれほど少なくとも数桁は多くの物資輸送が必要(もちろん原料を可能な限り現地調達する前提)
  • NASAの火星探査車「Perseverance」が撮影した初のカラー画像が到着!

    時間2021年2月19日朝、アメリカ航空宇宙局(NASA)の火星探査ミッション「マーズ2020」の探査車「Perseverance(パーセベランス、パーサヴィアランス)」は火星のイシディス平原西端にあるジェゼロ・クレーターへの着陸に成功しました。着陸直後に届いたモノクロ画像に続き、Perseveranceが撮影した最初のカラー画像などがNASAのジェット推進研究所(JPL)から公開されています。 ■障害物検出用のカメラで撮影された2枚のカラー画像HazCamsによって撮影されたPerseverance初の高解像度カラー画像(Credit: NASA/JPL-Caltech)こちらがPerseveranceの車体に取り付けられている「HazCams(Hazard Cameras)」の1つを使い、カメラを保護するダストカバーを外した後に撮影された最初の高解像度カラー画像です。ダストカバー越

    NASAの火星探査車「Perseverance」が撮影した初のカラー画像が到着!
  • ロシアのプログレス宇宙船、ISSへ物資を補給 ISSへの到着は日本時間2月17日

    バイコヌール宇宙基地から打ち上げられる「プログレス」補給船を搭載したソユーズ2.1aロケット(Credit: Roscosmos)ロスコスモスは、宇宙ステーション補給船「プログレス」MS-16を打ち上げました。打ち上げを担当する同社によると、2月15日12時45分(日時間)にバイコヌール宇宙基地からソユーズ2.1aロケットを使って打ち上げ、約8分48秒後に分離を確認。補給船に設置されているソーラーパネルとアンテナの展開も成功しました。今後は地球を33周し、2月17日15時20分(日時間)に国際宇宙ステーション(ISS)のドッキング室「ピアース」へ自動でドッキングします。なお、前回のミッションである「プログレス」MS-15で行った超高速式でのISSへの飛行は実施しませんでした。超高速方式を実施した場合、打ち上げからドッキングまで約3時間という速さでISSに到着します。 この補給ミッション

    ロシアのプログレス宇宙船、ISSへ物資を補給 ISSへの到着は日本時間2月17日
  • 火星探査車「Perseverance」危険な障害物を避け着陸成功に導く2つの技術

    火星探査車「Perseverance」が「ジェゼロ・クレーター」に着陸する概念図(Credit: NASA/Jet Propulsion Laboratory)火星の「ジェゼロ(Jezero)・クレーター」は、米国航空宇宙局(NASA)の火星探査車「Perseverance(パーセベランス、パーサヴィアランス)」が日時間2021年2月19日に着陸する予定の場所です。 直径約45kmのジェゼロ・クレーターは小型自動車ほどの大きさがあるPerseveranceが着陸するには十分な広さであるようにも思えますが、着陸を邪魔する崖や砂丘、岩海などの障害物がたくさん存在していて、障害物の上に降りてしまうとミッションに重大な影響が及ぶ可能性もあるといいます。NASAジェット推進研究所(以下、JPL)は、Perseveranceの着陸を成功へと導くための2つの技術を紹介しています。 Perseveran

    火星探査車「Perseverance」危険な障害物を避け着陸成功に導く2つの技術
  • 軌道上から眺める火星 UAEの探査機「HOPE」が撮影

    時間2021年2月10日午前1時頃に火星の周回軌道へと入ったアラブ首長国連邦(UAE)初の火星探査機「HOPE」(アル・アマル)。2月14日、HOPEが軌道上から撮影した初の火星の画像が公開されました。 UAEの火星探査機「HOPE」が撮影した火星(Credit: UAE Space Agency)こちらがHOPEに搭載されている多波長イメージャー「EXI(Emirates eXploration Imager)」によって高度2万5000kmから撮影された火星の画像です。BBCによると、画像が撮影されたのは火星の周回軌道へ投入された翌日となる日時間2月11日5時36分とされています。 画像の火星は向かって左上が北極にあたり、中央には特徴的なタルシス三山(画像上からアスクレウス山、パヴォニス山、アルシア山)の連なりが見えています。昼夜の境界をよく見ると、今まさに朝を迎えようとしているオ

    軌道上から眺める火星 UAEの探査機「HOPE」が撮影