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ブックマーク / www.s.u-tokyo.ac.jp (2)

  • 量子力学が予言した化学反応理論を初めて実験で証明 - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部

    中村 栄一(化学専攻 特任教授) 原野 幸治(化学専攻 特任准教授) 発表のポイント 19世紀以来、化学者はアボガドロ数(10の23乗)個の分子の平均像から化学反応の速度を決定してきた。今回、数十から数百個の分子の反応を調べるだけで速度と反応機構を決定できた。 一次元に並べた数十の分子の反応を逐次的に原子分解能顕微鏡で追跡して「分子一つ一つはランダムだが総和を取ると一次反応速度式に従う」という量子力学理論の予測を実証した。 顕微鏡を用いて化学反応を記録し解析できることを実証した成果は、従来の顕微鏡科学の常識を凌駕し、今後、化学、生物学、材料研究における超微量、超高分解能の構造決定の革新的分析手法として新たな研究分野および産業応用を切り拓くことが期待される。 発表概要 東京大学大学院理学系研究科化学専攻の中村栄一特任教授、原野幸治特任准教授、山内薫教授らの研究グループは、確率論的に起こる一

  • 石英質の塵粒が輝く恒星を発見、惑星形成の途上か - プレスリリース - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部

    発表のポイント HD15407Aと呼ばれる恒星の周りに大量の石英質の塵を発見しました。 石英質の塵は宇宙空間では珍しい鉱物で、地球に類似した微惑星の存在の可能性があります。 太陽系以外の星の周りで、惑星が作られていく過程の解明につながることが期待されます。 発表概要 国立天文台と東京大学の研究者を中心とする研究チームは、日の赤外線天文衛星「あかり」と米国の赤外線宇宙望遠鏡「スピッツァー」の観測から、石英質の塵が周囲に豊富に存在する恒星を発見しました。この塵は、恒星の周囲で惑星が形成される過程で、惑星の材料となる「微惑星」が非常に活発に衝突することで放出された可能性があり、今後、太陽系外惑星の形成過程やその材料物質についてのさらなる解明の手がかりになると期待されます。 発表内容 図1:(左)「あかり」により観測された HD 15407A の赤外線画像 (視野0.15度×0.15度)。(右)

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