NASA=アメリカ航空宇宙局によりますと、月へ向かう途中、爆発事故に見舞われながらも奇跡の生還を果たしたアポロ13号の船長、ジェームズ・ラベルさんが7日、亡くなりました。97歳でした。 ラベルさんは、アメリカ・オハイオ州生まれ。 1968年、NASAの宇宙飛行士としてアポロ8号で人類初となる月の周回飛行を行いました。 その後、1970年に打ち上げられたアポロ13号の船長を務めましたが、月へ向かう途中、宇宙船の酸素タンクが爆発するトラブルに見舞われました。 電力が失われる中、ラベルさんは月への着陸を断念し、月着陸船を活用して電力や水を確保するなどの緊急措置を行い、全員を無事、地球に帰還させました。 この出来事は、「奇跡の生還」として1995年に映画化され、ラベルさんの役をトム・ハンクスさんが演じ、日本でも人気を博しました。 NASAによりますと、ラベルさんは7日、アメリカ・イリノイ州で亡くな
