タグ

ブックマーク / lm-7.hatenadiary.org (5)

  • 水滴が作り出す多層2.5次元ディスプレイ - A Successful Failure

    今年もSIGGRAPHの開催時期となった。この先、いくつか紹介したいと思うが、まず一番目は水滴をボクセル(voxel)として利用した多層2.5次元ディスプレイについてとりあげたい*1。例によってエントリで用いる図表は論文からの引用である。 (a)動画(b)テキスト (c)ゲーム(d)画像 図1:水滴により構成された各レイヤに静的/動的コンテンツを独立して描画できる2.5次元多層ディスプレイ 【告知】[twitter:@LunarModule7]でつぶやいています。 興味のあるかたはフォローください。 水滴は投射された光の大半を反射し、素晴らしい広視野角のレンズとなることができる。研究グループは、厳密に制御された多支管バルブ機構により生成された水滴の一滴一滴の位置をカメラでリアルタイムにトラッキングし、プロジェクタで一滴一滴に色を投影することで、動画やゲームなど様々なビジュアルコンテンツを

    水滴が作り出す多層2.5次元ディスプレイ - A Successful Failure
  • 本物と見違えるような画像補間を実現するパスフレームワーク手法 - A Successful Failure

    SIGGRAPH2009で発表された"Moving Gradients: A Path-Based Method for Plausible Image Interpolation"という論文*1では、2枚の連続する入力画像を与えると、その間のフレームを極めて自然に補間生成する新たな手法を提案している。 図1 図1は両端の入力画像A, Bから間の3フレームを生成した例を示している。生成する補間フレーム数は任意で何枚でも生成可能であり、極めて自然な補間が実現できている。この例の驚くべきところは、制約条件を有する複雑で柔らかな局所変形を含む自然な補間画像が、全自動で生成されている点である。モーフィング処理では対応点を一点一点指定する必要があるが、ここで必要なのは2つの画像を選択するだけだ。 生成される補間画像の品質は素晴らしく、またアイデアもシンプルで興味深いので、原論文を参照して手法の概要

    本物と見違えるような画像補間を実現するパスフレームワーク手法 - A Successful Failure
  • Photoshopを凌駕するリアルタイムの動画像切り貼り処理 - A Successful Failure

    Photoshop等の画像編集アプリケーションを用いた画像処理において、パッチツールを用いた画像の切り貼りは重要な操作である。パッチツールを用いた切り貼り操作では、貼り付けたパッチ画像は周囲にあわせて自動的に調整され、境界面が目立たないようになる。SIGGRAPH2009において、ヘブライ大学の研究グループが、この切り貼り操作を高速で行う手法を提案している。動画に対してもリアルタイムに切り貼り操作を行う事ができる。まずは動画をご覧頂くのが良いだろう。 エントリでは論文*1を参照して、手法の紹介を行う。例によって図表は論文の引用である。 【告知】@LunarModule7でつぶやいています。 興味のあるかたはフォローください。 Mean-Value Seamless Cloning (a) Source patch(b) Laplace membrane(c) Mean-value me

    Photoshopを凌駕するリアルタイムの動画像切り貼り処理 - A Successful Failure
  • 都市景観をスキャンし3Dモデル構築する予想外の方法とは? - A Successful Failure

    建物群から構成される都市景観の3Dモデリングは、様々なアプリケーションにおいて利用されているが、その利用は現時点では限定されており、より積極的な利用を促進するには、3Dモデル構築の省力化、自動化、低コスト化が求められる。最近、ジョージア工科大の研究グループが、都市景観をスキャンし、3Dモデル構築を行うあっと驚く意外な方法を考案している。エントリでは、論文*1に従って、この手法の概要と、それによって将来可能になるであろうユースシーンについて紹介したい。エントリで掲載する図表は論文からの引用である。 【告知】@LunarModule7でつぶやいています。 興味のあるかたはフォローください。 GPSを使って街をスキャンする GPSは30個程度の衛星のうち受信可能な位置にある衛星からの時刻情報、軌道情報などを受信し、衛星からの距離を測定、3次元位置を測位するものだ。4個のGPS衛星からの電波

    都市景観をスキャンし3Dモデル構築する予想外の方法とは? - A Successful Failure
  • 日本経済新聞電子版の価格設定から透けて見える日経のホンネ - A Successful Failure

    来る3月23日日経済新聞 電子版が誕生するという。日経済新聞の朝刊・夕刊の最終版が読めるのに加え、「電子版」の独自ニュースや解説記事を24時間配信するという。購読料金は宅配+電子版の日経Wプランが月極購読料+1,000円、電子版月極プランが4,000円という設定だ。 この価格設定、行動経済学の観点からすると大変興味深い。昨年のベストセラー『予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」』にまさにぴったりの事例が紹介されているので、未読の方の為に紹介したい。以下は書の第1章「相対性の真相」のエッセンスを抽出し再構成したものである。このは行動経済学の入門書として大変面白く書かれているので、未読の方には一読を強くお勧めする。 【告知】@LunarModule7でつぶやいています。 興味のあるかたはフォローください。 おとりによる選択行動の変化 あなたは経済新聞「エコノミ

  • 1