【▲ ソユーズMS-22の冷却材漏洩を調査するために「ナウカ」モジュールから伸ばされた欧州ロボットアーム。NASAのライブ配信から(Credit: NASA TV)】アメリカ航空宇宙局(NASA)とロスコスモス(Roscosmos)は1月11日、国際宇宙ステーション(ISS)で係留中に冷却材が漏洩した宇宙船「ソユーズMS-22」について、宇宙飛行士の帰還に使用しないことが決定したと明らかにしました。ソユーズMS-22に搭乗してISSに向かった米露の宇宙飛行士3名は、別の宇宙船で地球へ帰還することになります。 ソユーズMS-22は、ロスコスモスのセルゲイ・プロコピエフ(Sergey Prokopiev)宇宙飛行士とドミトリー・ペテリン(Dmitry Petelin)宇宙飛行士、NASAのフランク・ルビオ(Frank Rubio)宇宙飛行士の3名を乗せて、2022年9月21日にバイコヌール宇宙