NASA(=アメリカ航空宇宙局)は5日、人類を月に送る「アルテミス計画」をさらに延期すると発表しました。 【解説】4年後にも「月面」に初の日本人――誰が? 「アルテミス計画」で“走る宇宙船”も活躍へ なぜ月に?…最終目標は「火星」 「アルテミス計画」は1972年のアポロ17号以来、再び人類を月面に送り、長期滞在できる拠点を建設し、飲み水などの資源を開発する計画です。 第1弾として、2022年末に月探査のための無人宇宙船「オリオン」が月周回を行い、有人飛行に向けたデータを収集しました。 第2弾として、2025年9月に宇宙飛行士を乗せて月の上空までの往復を予定していましたが、NASAは5日、2026年4月以降に延期すると発表しました。第3弾の有人での月面着陸は、2027年半ば以降になるということです。 大気圏再突入の際、高温から宇宙船「オリオン」を保護する耐熱シールドの安全性を強化するためだと
令和6年4月11日 与圧ローバによる月面探査の実施取決め署名式 文部科学省では、令和元年10月に宇宙開発戦略本部にて決定された米国提案の国際宇宙探査(アルテミス計画)への我が国の参画方針に従い、我が国の協力項目の具体化のため、国際調整や具体的な技術検討を進めてきました。また、令和5年6月には、日米両国が平和的目的のための宇宙協力を行う際の基本事項を定める「平和的目的のための月その他の天体を含む宇宙空間の探査及び利用における協力のための日本政府とアメリカ合衆国政府との間の枠組協定(日・米宇宙協力に関する枠組協定)」が発効されました。 この度、令和6年4月9日(現地時間・日本時間10日)、米航空宇宙局(NASA)本部にて、盛山文部科学大臣及びビル・ネルソンNASA長官が、同協定に基づき、アルテミス計画における与圧ローバによる月面探査に関する日米の協力事項の詳細を規定する、「与圧ローバによる月面
アメリカの民間企業が開発した無人の月着陸船が、日本時間の23日朝、月に着陸したと企業側が発表しました。民間企業が開発した着陸船が月面着陸に成功したのは今回が初めてとなります。 月面に着陸したのは、アメリカの宇宙開発企業「インテュイティブ・マシンズ」が開発した無人の月着陸船「ノバC」です。 着陸船は今月15日に打ち上げられ、およそ1週間かけて月へ向かっていました。 そして23日、着陸船は月面への降下を開始してエンジンを噴射しながら慎重に高度を下げ、企業側によりますと日本時間の午前8時23分に月面に着陸したということです。 その後、着陸船は事前の想定通り直立している状態で、データの送信を始めたことが確認できたということです。 月面着陸はこれまで、旧ソビエト、アメリカ、中国、インド、それに日本の5か国が成功していますが、民間企業として着陸に成功したのは世界で初めてとなります。 着陸船にはNASA
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が2024年1月25日に公開した1枚の写真が、世界に衝撃を与えた(図1)。同年1月20日午前0時20分に、世界で5カ国目となる月面着陸に成功した小型月着陸実証機「SLIM(スリム)」を捉えた画像である。SLIMが月面の傾斜地に、逆さまの状態で静定していることがはっきりと分かる。この画像を撮影したのが、「SORA-Q(ソラキュー)」という愛称で呼ばれる完全自律型の月面探査ロボット「LEV-2(Lunar Excursion Vehicle 2)」である。JAXA、玩具メーカーのタカラトミー、ソニーグループ(以下、ソニー)、同志社大学の4者による共同開発品だが、ロボットの制御システムや、撮影からデータ伝送までの画像処理という重要な部分を開発したのがソニーである。 SLIMはメインエンジンのノズル部が上を向いた逆さまの状態で静定している。着陸後に太陽電池パネルが発
日本人が初めて月面に立つ日が近く来ることになりそうです。少なくとも2人の日本人宇宙飛行士がアメリカ主導の月面探査計画に参加する調整が進められていて、来年、文部科学相が渡米し、NASAと正式締結する方向であることがわかりました。 【解説】山崎直子宇宙飛行士に聞く 日本の宇宙開発 今後の“月探査”は… 人類が初めて月面着陸に成功した「アポロ計画」が終了して半世紀あまり。再び月面着陸・探査を目指すアメリカ主導の「アルテミス計画」に少なくとも2人の日本人宇宙飛行士が参加する方向で最終調整が行われていることが関係者への取材でわかりました。 月面への着陸は2025年以降の予定で、新人宇宙飛行士候補の米田あゆさんが参加する可能性もあり、日本の計画への貢献に応じて参加人数が増えることもあり得るということです。「アルテミス計画」に向けては、日本は月面を走行することができる「有人与圧ローバ」を開発し、提供する
【読売新聞】 宇宙航空研究開発機構( JAXA ( ジャクサ ) )は2日、日本初の月面着陸を目指す月面探査機「 SLIM ( スリム ) 」が地球周回軌道を離れて月に向かったと発表した。探査機に異常はないという。 SLIMは9月、
インド宇宙研究機関=ISROは、インドの無人の月面探査機「チャンドラヤーン3号」が日本時間の23日夜、月への着陸に成功したと発表しました。月面への無人探査機の着陸に成功するのは世界で4か国目で、月の南極付近への着陸の成功は世界で初めてです。 インド宇宙研究機関=ISROは、7月14日、南部アンドラプラデシュ州にある宇宙センターから無人の月面探査機「チャンドラヤーン3号」を打ち上げました。 月に向けて順調に飛行を続けてきた探査機は、日本時間の23日午後9時15分ごろから降下を始め、ISROによりますと、午後9時半すぎに月への着陸に成功しました。 インドの宇宙センターでは、探査機が月面に着陸したことを確認すると、技術者たちが大きな歓声をあげ、立ち上がって拍手をして喜んでいました。 月面への無人探査機の着陸に成功するのは、旧ソビエト、アメリカ、それに中国に次いで世界で4か国目です。 また、水が氷
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