客は神 金。お金が稼げればプロ、稼げなければアマチュアです。 だから、プロかアマかは市場が決定します。「お客様は神様だ」と言いますが、客が神というのは、お金を払うからに他なりません。 すなわち、仕事の価値は自己ではなく、対価を払う他者が決めます。精神論的訓話は本質ではないし、技術論すら関係ないかもしれない。それらは、一見厳しいことを言っているようでいて、自分の価値を自分で決めることができそうな幻想を演出しています。真の不条理・残酷さを隠蔽している。 マンガやドラマには、読者のイメージに合った、プロっぽいプロが出てきます。しかし、どんなにプロっぽくなくても、金さえ稼げればプロなのです。逆に言えば、どんなに努力したり苦労したりしても、稼げなければプロではない。 主婦はプロ 冒頭で結論を出してしまいましたが、さすがにこれだけでは凡庸なので、この唯物論的な視点から、専業主婦という職業を見てみましょ