SDXCで2TBモデルが実現すれば、伝書鳩の通信速度は日本国内のインターネット回線を超える気がします。伝書鳩によるインターネットは、1990年からジョークRFC(RFC1149)として存在しており、歴史ある由緒正しいネタです。 2009年9月にもRFC1149を実際にやってみたというネタで「南アフリカのインターネットは伝書鳩よりも遅い」というニュースが世界を駆け巡りました。一見、「伝書鳩にも負けるネットワーク(笑)」という視点で見てしまうニュースですが、実は伝書鳩通信はADSLぐらいの回線であれば勝つ場合があります。 伝書鳩の足に付けるメモリが大きければ大きいほど、伝書鳩通信による転送効率は上昇するため、microSDサイズのSDXCで2TBが実現できれば、距離によっては伝書鳩の方が100Mbpsの光ファイバーよりも格段に早くなってしまいます。 たとえば、2TBのデータを送信するには、常時