JR盛岡支社は25日、釜石線(花巻―釜石駅)の全24駅名標を一新すると発表した。 蒸気機関車「SL銀河鉄道(仮称)」の今冬以降の運行開始に合わせたもので、SLと星をちりばめ、宮沢賢治が熱心に使った国際語「エスペラント語」による各駅のイメージ名も表示する=写真、いずれもJR盛岡支社提供=。 11月から順次設置し、年内には全てそろう。 同線は1995年に「銀河ドリームライン」の愛称が決まり、各駅にエスペラント語によるイメージ名もつけられた。 新駅名標はデザイン性を重視し、花巻駅では「チェールアルコ(虹)」にあわせて虹、遠野駅では「フォルクローロ(民話)」にちなんで子どもがかやぶき屋根の民家の周りを走る様子をあしらう。 同支社は「新駅名標が注目を集め、復興支援の一助になれば」としている。