(CNN) 米アップルのスマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」やタブレット端末「iPad(アイパッド)」に対して特殊な充電器を利用することで1分以内にハッキングできる手口があることが4日までに分かった。米ジョージア工科大学の研究チームが近く、コンピューターセキュリティーに関する国際会議で発表する。 アップルのパソコンはこれまで、よりシェアの高いウィンドウズ・パソコンに比べてハッカーらに狙われにくいとされてきた。携帯端末用基本ソフト「iOS」のアプリやアクセサリーは、事前に審査する方式を取ることでリスクを抑えている。 ところが同大学のビリー・ラウ氏らが製作した「Mactans」という名の充電器を使うと、最新版iOSの防御システムを突破し、現行機種に任意のソフトを簡単に送り込むことができるという。 Mactansがアップル製充電器の改造版か、チームが新たに作り出したも