小沢氏無罪に意気消沈しているのが野田政権。その足元の揺らぎが強まりそうだ。そんななかで話題になっているのが政権崩壊に関わるある法則だ。 「最近、青木の法則って言葉をよく聞くんですよ。その法則によると、もう野田政権は終わりですね」と話すのは政府関係者。青木の法則とは〝参院のドン〟と呼ばれた自民党の青木幹雄前参院議員(77)が経験則から編み出したもので、内閣支持率と与党第1党の支持率の合計が50%以下なら、その政権はすぐに潰れるという内容だ。 毎週、世論調査をしている「新報道2001」(フジテレビ系)の最新調査では、内閣支持率25.6%、民主党支持率12.4%で計38.0%。法則を適用すれば、即死レベルの低さとなっている。 民主党議員らは世論の逆風に吹っ飛ばされる寸前だ。永田町関係者は「若手議員が『地元に帰ると支援者から、民主党を離党しない限りもう支援しないって言われるんですよ』と嘆いていまし