高速で逆転する「歴史の歯車」 米国が「中国との冷戦」に本腰を入れ始めた。中国企業の対米投資規制に踏み切ったのに続いて、トランプ大統領は中国も念頭に、ロシアとの中距離核戦力(INF)全廃条約を破棄する方針を表明した。日本はどうすべきなのか。 ペンス副大統領は10月4日、ワシントンで「中国に断固として立ち向かう」と演説した。10月12日公開コラム(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57929)で書いたように、私はこの演説が事実上、米国の「中国に対する冷戦開始宣言」だった、とみている。 ペンス演説に続いて、米財務省は10日、半導体や情報通信、軍事など27分野を指定し、外国企業による対米投資を制限する方針を発表した。これは、トランプ大統領が8月に署名した新しい対米投資規制法に基づく措置だ。 米国に投資する外国企業に対して、小額でも対米外国投資委員会(CFIU
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