4月10日、中国は世界で最も大規模な新興プライベートエクイティ市場だが、「太子党」と呼ばれる政府高官の子息が経営する投資ファンドは、高いリターンを得ようとする投資家たちを引きつけている。写真は香港に拠点を置く投資会社「博裕投資顧問(BoyuCapital)」のロゴ。昨年12月撮影(2014年 ロイター/Tyrone Siu) [香港 10日 ロイター] -中国は世界で最も大規模な新興プライベートエクイティ市場だが、「太子党」と呼ばれる政府高官の子息が経営する投資ファンドは、高いリターンを得ようとする投資家たちを引きつけている。江沢民元国家主席の孫である江志成氏(28歳)も、そんな太子党のひとりだ。 香港に拠点を置く投資会社「博裕投資顧問(BoyuCapital)」の共同設立者である江氏は、利益を生み出す取引を成功させる才能の持ち主。同社には香港の富豪、李嘉誠氏やシンガポール政府の投資機関テ