ノルウェー北部沿岸で発見された、ハーネスが取り付けられたシロイルカ(ベルーガ)。ノルウェー漁業総局提供(2019年4月26日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / Norwegian Directorate of Fisheries / JORGEN REE WIIG 【5月30日 AFP】2019年にノルウェー沖でハーネスを着けた状態で発見され、ロシアのスパイとの疑いが持たれたシロイルカ(ベルーガ)がこのほど、スウェーデン沖に現れた。このベルーガを追跡している団体が29日、発表した。 シロイルカはノルウェーでは「hval(クジラ)」という言葉と、ロシアから来たとされることを掛け「バルジーミル(Hvaldimir)」の愛称で呼ばれ、推定13~14歳とされる。 最初に目撃されたノルウェー最北端フィンマルク(Finnmark)県沿岸の北極海から、同国の上半分の沿岸を3年かけてゆっくりと