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ブックマーク / saebou.hatenablog.com (4)

  • すごく良くできている作品だが、社会性がありすぎて…『ソウルフル・ワールド』(配信) - Commentarius Saevus

    ディズニー/ピクサーの『ソウルフル・ワールド』を配信で見た。 www.youtube.com 主人公は音楽教師で売れないジャズミュージシャンであるジョー(ジェイミー・フォックス)である。ジョーはやっと学校で非常勤から正規雇用にしてもらうことができたが、同じタイミングで有名なミュージシャンであるドロシア・ウィリアムズ(アンジェラ・バセット)のライヴでピンチヒッターとしてピアノを弾く仕事の話が来る。夢が叶うかもと浮かれたジョーは注意力散漫になって道路でマンホールに落っこちてしまい、昏睡状態でジョーの魂(ソウル)があの世に向かう。自分が死にかけていると気付いたジョーの魂はなんとか死から逃げようとするが、ひょんなことから人間が生まれる前の世界に迷い混んでしまう。生まれる前の世界はまだ人間界に誕生していない生命のソウル(魂)たちがいろいろ生まれるための準備をするところで、ソウルたちは亡くなった人の魂

    すごく良くできている作品だが、社会性がありすぎて…『ソウルフル・ワールド』(配信) - Commentarius Saevus
    Yoshitada
    Yoshitada 2021/01/26
    いや、社会性を異様に忌避する日本のコンテンツの主流の方が変ちゃ変。まあそのおかげで、毒にも薬にもならないから、中国持ってこうが、中東持ってこうが、現地社会と揉めにくいというメリットもあるが。
  • これはキム・ジヨンが書いた物語じゃない~『82年生まれ、キム・ジヨン』(ネタバレあり) - Commentarius Saevus

    『82年生まれ、キム・ジヨン』を見た。チョ・ナムジュの原作小説を読んでとても面白いと思い、楽しみにしていた映画である。 82年生まれ、キム・ジヨン 作者:チョ・ナムジュ 発売日: 2019/02/13 メディア: Kindle版 タイトルロールのキム・ジヨン(チョン・ユミ)はかつては広告会社で働いていたが、今は仕事を辞め幼い娘を育てている。ハンサムで優しそうな夫デヒョン(コン・ユ)もいて傍目には幸せそうだが、子育てや夫の実家との付き合いなど、ストレスも多い。そんな中、ジヨンは時として別人が憑依したかのような奇妙な行動をとるようになる。 原作は一種の叙述トリックみたいなものを使ったミステリアスかつダークな話で、えらくリアルな話なのに読後感がなんかディストピアSFかダークファンタジーみたいな雰囲気だ。しかしながらこの映画はあんまりそういうスリリングな雰囲気がなく、ストレートな家庭劇っぽい演出を

    これはキム・ジヨンが書いた物語じゃない~『82年生まれ、キム・ジヨン』(ネタバレあり) - Commentarius Saevus
    Yoshitada
    Yoshitada 2020/10/15
    でも、あの「ぬるさ」故に男性観客にも間口を開いた面もあるわけで、映画観て原作に手を出す男性が出てきたら、それはそれで成功なんじゃね。
  • 空虚な中心としてのジョン・デイヴィッド・ワシントンの身体~人種映画としての『TENET テネット』(ネタバレあり) - Commentarius Saevus

    クリストファー・ノーラン監督の新作『TENET テネット』を見てきた。既にいろいろなレビューで出ているとおりやたら複雑で、しかもネタバレをしないほうがよさそうな映画なのであまり詳しいことは書かないが(ただしこのレビューは多少ネタバレがある)、とりあえずはジョン・デイヴィッド・ワシントン演じるエージェントが世界を破滅から救うべく活躍する作品である(こう書くとなんか007やミッション:インポッシブルシリーズとどう違うんだという感じだが、まあ話としてはあのへんと大差ない発想で作られている)。 www.youtube.com …で、世間で話題なのは構成の複雑さとかタイムトラベルとかなのだが、私がこの映画で最も気になったのは人種である。というのも、この映画は人物造形がめちゃくちゃいびつで、そのせいでたぶん全く意図せず現代の大作映画における人種の力学がはっきり出てしまったような作品になってしまっている

    空虚な中心としてのジョン・デイヴィッド・ワシントンの身体~人種映画としての『TENET テネット』(ネタバレあり) - Commentarius Saevus
    Yoshitada
    Yoshitada 2020/09/22
    自分もあの主人公自体、一種の時空の歪みみたいなものなのかも、とかラストで思ったくらいだしなあ。
  • こんな調子でいいわけ?明治公園反原発デモ - Commentarius Saevus

    明治公園の反原発デモに参加してきた。 とりあえず1時すぎに千駄ヶ谷駅まで行ったのだが、明らかに駅がキャパシティオーバーで大混雑。ホームの黄色い線から完全に人がはみ出して危険な状態。どうにかこの危険混雑を抜けて明治公園に入れたのは2時近かった。 明治公園についてもこんな感じ。あまりの混雑でなんも見えないしなんもきこえない。 大江健三郎がいたそうだが、公園に入れた頃にはもう終わっていたかも。山太郎らしい人とドイツ人の人が何か話しているのが断片的に聞こえたが、詳しいことはよくわからず。 少しすいてきてからとった写真。 集会終了後、三ルートに別れてデモ。たまに警察に分断されたりもしたが、ひとりひとりの警察官はだいたい紳士的で、暑い中すいませんとお年寄りに謝ったりしていた。 デモ開始。 実は途中で抜けて共感覚の集いに行く予定だったのだが、あまりの混雑でしかも勝手に抜けると逮捕されるとかいう話をして

    こんな調子でいいわけ?明治公園反原発デモ - Commentarius Saevus
    Yoshitada
    Yoshitada 2011/09/22
    まぁ、デモだの運動だのの規模がでかくなると、左右問わず輪郭がぼやけておかしなことになりがち。それでもやらないより、やったほうがいいとは思うけどね。
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