コロナショックで私たちは何を得て、失ったのか コロナはそれなりに続くものの、一般生活、マーケットに関しては落ち着きを取り戻したように見えます。振り返ると、影響を受けるセクターとそうでないセクターの差が激しく、社債市場が動揺するというところに特徴がありました。 同時にすさまじい規模での世界同時金融緩和がありました。これはある意味では緊急融資のような効力があり、大きな下支えとなりました。逆にバブルが生じましたね。ハイテクグロース株のボラが象徴的でした。 大きな利益を得た人もいれば、追い過ぎてやられた人もいたでしょう。いや、殆どの人はやられたでしょうね。 逆に、後付けの理屈に振り回されない冷徹な視座があれば、大きな利益が取れたのではないでしょうか。仮想通貨やハイテクグロースは需給で値付けが決まります。ファンダが無い、あるいは薄いからです。 日本においては、中小企業における政策金融公庫や信用保証協