三洋エプソンイメージングデバイスは5月17日、液晶パネルの視野角を上下左右とも約180度にする超広視野角技術を開発し、同技術を搭載した中小型パネル5製品を今秋から始めると発表した。 新技術「Photo Fine Vistarich」は、配向膜や液晶材料の新開発などで実現した。画面の真横や真上・真下から見ても色変化がほとんどなく、コントラストも±80度で約100:1と高い。 全階調で応答速度が一定しているなど、動画表示にも向くという。同社が持つNTSC比100%超の広色域化技術「Photo Fine Chromarich」と組み合わせれば、180度の全方位で色再現性が高いマルチメディア向け液晶ディスプレイが可能になるとしている。 例えば乗用車内でのDVD視聴時なら、どの座席から見ても鮮明な映像を楽しめ、ワンセグ放送対応携帯電話でも画面の角度を気にする必要がなくなるという。 開口率の高さから低
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