総務省がUWBの技術条件見直しへ，屋外利用の可能性も視野に総務省は，通信用途のUWB無線システムの技術条件について，見直す方向で検討に入った。 現行の法規制では，運用が屋内に限定されているほか，周波数帯によってはほかの無線システムに対する干渉軽減技術を具備することが求められるなど，厳しい制限が課せられている。総務省は，同様の帯域を利用するほかの無線システムへの影響を十分考慮しながら，どこまでUWBの利用制限を緩和できるのか，改めて議論を開始する方針である。 2008年12月末がひとつのメドに UWBの技術条件については，2006年3月に報告書がまとめられている。この中では，「UWB無線システムの普及状況，影響評価の結果及び国際動向を踏まえ，3年後を目途に技術的条件の見直しを行うことが適当である」とされていた（Tech-On!の関連記事）。総務省は，「こうした見直しの議論をそろそろ開始する必要がある」（総務省 電波部 移動通信課）と判断したもの。U
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