戦前の平塚らいちょうの女性解放論などを読んでみれば、それは男性を敵視する思想ではなかった。 フェミニズムの思想が変化したのは1970年代のウーマンリブから。 それまでエリート女性だけの思想であったフェミニズムが大衆レベルの女性まで広がったことが大きな原因。 男に恋愛対象にされないブスな女たちによって、フェミニズムは男を敵視する思想に成り下がってしまっただけ。 戦前のフェミニズムは、夢物語のような思想を主張しているだけでもいいような面もあった。 戦後、実際にフェミニズムの思想を実現する段階になると、男を敵視するような施策や政策をせざるを得なくなっただけとも言える。 その意味では、フェミニズムの思想もそれほど高尚なものではない。