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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/idconsult (93)

  • 自然に感染させた方が良いと誤解している人への説明 - 感染症診療の原則

    水痘やムンプス、B型肝炎ワクチンが任意のままなのに、HPVが定期になるこの春。 病気になれば医療費の窓口支払いの自己負担はなし。しかしワクチンで予防しようとすると高額な自己負担が発生。 そのような中、現場の先生方が、保護者を励まし、子ども達を守るための取り組みをされてきました。 千葉県船橋市で開業されている先生のいのまた こどもクリニックのニュースレターをVPDの会のメーリングリストで知りました。先生のご許可をいただきまして、ニュースレターの内容を紹介させていただきます。 クリニック便り 2号では、「おたふくかぜ」と「みずぼうそう」の予防接種について」というタイトルで、自然感染した場合の合併症の内容や頻度、ワクチンでの副反応を比較しています。 合併症の話をしなければ、「かおが一時期腫れるくらいなら、まあいいか」と思う人たちもいます。 多くの保護者は、ワクチンで防ごうとしている病気の実際を知

    自然に感染させた方が良いと誤解している人への説明 - 感染症診療の原則
    You-me
    You-me 2013/02/26
    「なぜ、このワクチンが開発されたのか何を予防しようとしているのか、その意義や背景、専門家として推奨しますというシンプルな語りはとても重要なのだと思います。」
  • 異常を期待しているように見える人たち - 感染症診療の原則

    「確証バイアス」は、自分の都合の良い事実しか見ない信じないという認知のゆがみのひとつで、日常生活の中で誰もがもっていることです。 なので、何か決定をしなくてはいけないとか、それが生命や将来に影響を与えることだったり、他人に意見するようなときには、このバイアスの影響を受けた思考プロセスをしてないかなーとふりかえったり、苦言も惜しまずしてくれる友人などに、あえて別の見方を提示してもらって「ふむふむ、そういう見方もたしかにあるよね」的な時間をもったほうがいいわけです。 ある価値観やストーリーにはまったひとたちの言動は、冷静な第三者から見ると、「あら!」「あらー!」「どっひゃあ」的なものになっていることがあります。当の人はストーリーのまっただ中にあるので、「おかしいよ」「違う情報は無視するの?」という周囲の苦言に耳を貸せません 耳を貸さない、が一般的な表現ではありますが、貸せない、貸すことができ

    異常を期待しているように見える人たち - 感染症診療の原則
    You-me
    You-me 2013/02/25
    「病的な人は放っておこう、という態度だけではだめで、カウンターとなる正しい意見を、別スジから出していくことが必要」いつもありがとうございます。これからもよろしくおねがいします
  • なぜかダニに熱いメディア - 感染症診療の原則

    専門家が問題じゃないかと指摘していることにはあまり反応しないで、 専門家が冷静にみている問題に、(あまり調べていない様子のまま)熱いメディアを興味深く見守っています。 「屋外に生息するマダニが媒介する新種の感染症「SFTS」で、国内で4人目の死亡が確­認されました」 ニュース番組 ワクチンがありません、、、ってすべての感染症にはワクチンをつくれませんし、このワクチンを仮につくったとしても誰が接種対象かわかりませんし、一定の人数いなければ(売れる見込みがなければ)ワクチン製造も不可能です。 新しい怖そうな感染症をあおりモードで自らもりあげようとしているのか、伝える人たちがすごいたいへんなことがおきている!と誤解しているのかよくわかりません。 リスクアセスメントはどうでしょう? 今、地域や国にすごいたいへんなことがおきているんですか?  いいえ 今すぐ何かをしなくてはいけない(する手段があるの

    なぜかダニに熱いメディア - 感染症診療の原則
    You-me
    You-me 2013/02/21
    「感染しても全員が重症化するわけではないことは、中国の疫学調査などで示唆されています」「 渡航歴もないのにっ!という点で熱くなるならば、もっと数としてたくさん報告されているアメーバ赤痢にも関心を注ぐと
  • 検査オーダーや陰性証明書 と その周辺 - 感染症診療の原則

    細川先生は検査関連にたいへんお強い、感染症ドクターの仲間のひとりです。 素晴らしいを執筆されました。「検査」の意味づけ、限界や評価の仕方を学べるです。 初期研修の間に目をとおし、検査室の技師さんなどにも実際のところを解説してもらえるといいですね。 検査室の皆様どうぞよろしくお願いいたします。 どの検査にも強みやや弱点、そして限界があります。検査には費用もかかりますので、医師は必要性を考慮しながら検査を出します。 まず「万能じゃない」という理解が大事です。細川先生の感度・特異度のお話は、専門職以外ではあまりなじみがないかもしれませんが、「時期」なら想像がつくのではないでしょうか。 例えばインフルエンザ。 迅速検査キットがありますが、日ではよくつかわれていますが、海外では日のようにはばんばんつかわれていません。 理由はいろいろありますが、まずインフルエンザでは薬は出さない、ということが

    検査オーダーや陰性証明書 と その周辺 - 感染症診療の原則
    You-me
    You-me 2013/02/05
    ただでもらえる明細でインフルエンザ抗体検査してることやイナビルとかリレンザ投与されていることがわかるのに診断書がいるのは絶対におかしいと思う/↓学校に出す書類は指定のものがあってそれだとタダうちの地区
  • それでいいのかタミフル処方、の話題 - 感染症診療の原則

    冬休みがあけて、例年より少し早く流行番に入ったよ、なインフルエンザの話題の続きです。 アポネットR研究会の2012年1月19日の記事タミフルの有用性に疑問(コクランレビュー)に紹介されているお話。 タミフルは、つらい症状の期間を約1日短縮するという個人レベルの効果はありますが、適用を広くして広く大量に使っても集団や社会のメリットを説明できる薬ではない、というのが最新のコクランレビューの評価です。 (反論がある場合は反証をする必要があります) 証拠や検証が不十分なのに過剰に処方するような動きがある。これはおかしくないか?です。 (タミフルの全否定ではありませんよ。必要としている人もいますから。広く、ストックしたり、幅広い対象に出したりする根拠は不十分ですよ、ということです) こういった議論があることじたいは健全です。怖いのは思考停止。 新型インフル騒動のときも、日感染症学会が出した情報に

    それでいいのかタミフル処方、の話題 - 感染症診療の原則
    You-me
    You-me 2013/02/05
    「タミフルは、つらい症状の期間を約1日短縮するという個人レベルの効果はありますが、適用を広くして広く大量に使っても集団や社会のメリットを説明できる薬ではない、というのが最新のコクランレビューの評価です
  • 山口県で把握された新しいダニ媒介感染症 - 感染症診療の原則

    えー、感染症フリークなみなさん。 チャレパウイルス、ルジョウイルス、ブンディブギョエボラウイルスって知ってます?聞いたことあります? 検査室の人と堂で一緒になったら質問してみてください。 (いやー、3番目のウイルスはきゃりーぱみゅぱみゅと同じくらい発音が難しいですね。誰ですかこんな名前つけたの) 編集長、知りません。あったかいところの感染症はあまり好きじゃないそうです。(私は遺伝子的に東北人だからな、、、、という根拠レスな説明)。 この解説は、日語で国立感染症研究所のIASRが紹介をしています。2011年7月です。 「続々と出現する出血熱ウイルス等」IASR2011年7月号 日では出血熱は感染症法上1類に位置づけられています。疑った時点で保健所や専門家に相談をしますし、患者背景として流行地に行っているのかという情報が重要です。(うたがった時点では検査も出来ない状況ですが~。) この3

    山口県で把握された新しいダニ媒介感染症 - 感染症診療の原則
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    You-me 2013/02/05
    つつがなく つつがなく
  • 信頼のためのコミュニケーション - 感染症診療の原則

    メディアの論調は「厚労省の対応が遅い!」といったかんじになっていますが、今回の対応は早かったですね、というのが関係者の間での評価です。 そのように見える、ということはリスクコミュニケーションとしては課題なんですが。 一刻も早く公表しろ、というのは全うなようで、実は不安解消になるのかは疑問です。 そこにある情報判断はできないからです。 それでもなお、米国がしているように、医師以外(当事者、家族、友人でも)からも報告を受付、全部とりあえず「有害事象」としてリストを公開することは、透明度という別の信頼にはつながるのではないかと思います。 米国のこのシステムは結果として、「有害事象なのであって、因果関係のある副反応での問題なのかはこのリストでは分からないのだ」、ということを伝える有効なコミュニケーションとなっています。 その報告リストを見てデータを解釈する際の自己責任も生じます。 社説は大筋は正し

    信頼のためのコミュニケーション - 感染症診療の原則
    You-me
    You-me 2012/11/08
    「「予防接種制度の信頼性を高めるためには」メディアの報道の在り方をふりかえる社説等も期待したいところです。」
  • 加熱してもダメ な食中毒のひとつ - 感染症診療の原則

    先日書いた「アナフィラキシーと思ったら○○○」で紹介した事例が報告されていました。 --------------------------- 11月3日 中日メディカル つなごう医療「金沢の保育園で59人が中毒 顔面紅潮や発疹」 金沢市保健所は2日、金沢市内の私立保育園児と職員ら59人が、マカジキをべたあと顔面紅潮や口の周りに発疹症状を訴え、ヒスタミンが検出されたと発表した。納入元で、同市西念4の中央卸売市場仲卸棟にある魚介類販売業の温度管理や器具類の洗浄が不十分だった可能性があるとみて、同社に清掃や消毒などを指示し、3日から3日間の営業停止処分とした。 保健所によると、10月31日昼に保育園で出された「魚の野菜蒸し」をべた園児と職員計110人のうち、園児46人と職員13人が顔面紅潮や発疹、のどの痛みなどを訴えた。うち6人が医療機関で受診し、回復している。 マカジキは、商店から保育園近

    加熱してもダメ な食中毒のひとつ - 感染症診療の原則
    You-me
    You-me 2012/11/06
    ヒスタミンはにおいもしないので気付くのが難しいとhttp://www4.city.kanazawa.lg.jp/23820/seikatu/histamine.html
  • 日本脳炎ワクチン接種後の死亡のニュース - 感染症診療の原則

    メディア報道だけではわからないことが多いのですが、日複数の記事からわかることは以下のこと。 17日午後に母親と妹と受診し、妹ととともにワクチン接種を受けた10歳男児が、左腕に日脳炎ワクチンを接種5分後に意識を失い、クリニックの看護師が119番。救急車到着時に心配停止。搬送先の医療機関で2時間半後に死亡確認。 基礎疾患等、他の因子についての情報は未確認。 詳細を調べているのは岐阜県警。現時点では薬剤や手技に何か問題があると推測する件はない。 今回はNHKが突出して詳しいので(岡部先生や厚労省のコメントもとっている)NHKの記事を紹介。 医療機関や医療者の固有名詞まで掲載しているのは疑問ですし、事件報道のように扱うのは適切ではないと思います。 -------------------------------------------------- 岐阜 日脳炎予防接種後に男児急死 http:

    日本脳炎ワクチン接種後の死亡のニュース - 感染症診療の原則
  • 続報 日本脳炎ワクチン接種後の死亡例報道その後 - 感染症診療の原則

    日開催された日脳炎ワクチンについての会議の配布資料と議事録はこちらに掲載されます。 (副反応報告の詳細、経年的な報告数の変化の表、多屋先生(参考人)による日脳炎について、疫学、ブタ調査結果、ワクチン接種率/抗体獲得率についての説明資料、など) 報道にあった今年7月と10月の症例の詳細、過去数年報告されている脳炎とADEM症例の経過を含めたリストも配布されました。(すべてが因果関係があるというわけではない) 例えば、発熱も接種「翌日」から「1カ月」の発熱まで広くリストになっています。 10月の、心肺蘇生に反応しなかった症例については内服薬の詳細がありました。 アナフィラキシーっぽくないですね、というところで、しかも2次情報ではよくわからないなかで、1次情報にあたることが必要でした。接種をされているフロントラインの先生方が、接種を考えている保護者の方も待っていた情報だと思います。 基礎疾

    続報 日本脳炎ワクチン接種後の死亡例報道その後 - 感染症診療の原則
    You-me
    You-me 2012/11/02
    併用禁忌でなくなっちゃった子が飲んでた薬の資料がでてる ほかもう一例詳細が
  • 各社報道一覧 日本脳炎ワクチン関連の会議 - 感染症診療の原則

    (接種から18日以上たって、窒息したという事例にワクチンの因果関係があるかどーかという話はもういいですよね・・・) 今日の会議での検討をまたず、メディアが報道していた記事。 読売新聞・読売テレビ「日脳炎ワクチン接種、104人に副作用か」 「か」ってなんでしょう。記者の憶測?こんな風に伝える意義ってあるんでしょうか。 そして、今日の会議の報道です。 タイトルのつけ方、記事文を見比べてみてください。 記者の解釈や意図、そこに必要な数字(分母とかね、頻度とかね)があるかどうか。 FNNは出直した方がよく、毎日が「うーん」で、メディカルトリビューンは、会議での論点や流れをよくおえている記事だと思います。 以下、適当に色やら太字になっっているのは編集部の任意。 ----------------------- FNN 「新日脳炎ワクチンで子どもなど124人が脳に炎症などの病気発症 3年前から導

    各社報道一覧 日本脳炎ワクチン関連の会議 - 感染症診療の原則
    You-me
    You-me 2012/11/02
    なんつーか一部はスキャンダルになってほしいという腹が透けて見えちゃうというか
  • 乳製品 と その周辺 - 感染症診療の原則

    コンビニでお寿司やお刺身が買え、安全にべることができるコールドチェーン(温度を保ったまま輸送できるシステム)が整っている日海外の感染症専門家をコンビニにつれていくとびっくりするのがまずこの生鮮品含めた選択肢の多さ。 あとはマスクの多様さ(苦笑)。 「日人は当にマスクが好きなんですねえ・・・」 ごにょごにょ・・・・この話はまた別の機会に。 「おにぎり と その周辺」 で書きましたが、「安全」も、温度管理を可能にする電気や設備があるから、であります。電気は大切。 なので、「停電」によって適温が保たれなくなると、感染制御ができなくなって中毒などの事故がおこります。 最近の保護者は、子どものお弁当に、スーパーなどでもらった保冷剤をいれたり、凍らせたペットボトルなどを保冷剤がわりにしたりと、いろいろな工夫をしています(日の親御さん、すごい)。 温度管理がうまくいかなくてブドウ球菌→

    乳製品 と その周辺 - 感染症診療の原則
    You-me
    You-me 2012/08/24
    停電で黄ブが増えて〜その後も毒素が消えずに食中毒にいたったのが大阪雪印事故/非殺菌の乳製品にはリスクがいろいろ
  • おにぎり と その周辺 - 感染症診療の原則

    おにぎり・・・といえば一般的には「お弁当」とか「遠足」ですがー(え?コンビニ?) 感染症ワールドでは「ブ菌」ですね。正式名は「ブドウ球菌」(ぶどうきゅうきん)です。 もやしもんの図鑑をみたら、紫色でブツブツぶどうのように並んでいました。さすが。 品安全委員会作成 平成23年『ブドウ球菌中毒ファクトシート』 『『ブドウ球菌とエントロトキシン研究の最近の進展』 「ごはん中での黄色ブドウ球菌の増殖と毒素エンテロトキシンの産生を温度、時間毎に調べました」 手にはたくさんの細菌がついていますので、握った直後はよいとしても(よくない菌もありますが)、その後時間をおいてべると「お腹イテー」な状態になることがあるわけです。 症状としては、激しい吐き気・嘔吐、腹痛、下痢などですが、ポイントとして「発症するまでの時間」が比較的短い0.5~6時間(平均3時間)ということがあります。 菌は熱によわいのですが

    おにぎり と その周辺 - 感染症診療の原則
    You-me
    You-me 2012/08/22
    感染症のプロがかたるおにぎりと食中毒
  • 7月5日は「ワクチン・デモ」です - 感染症診療の原則

    今のところ、定期接種にいれるのは、お金がないから「Hibと肺炎球菌とHPVねー」ということになっています。 当にそれでいいんですか? ということで、各方面で専門家(医師)や保護者の皆さんがアクションを準備しています。 薬剤師や看護系の団体もそろそろ、自分たちの立ち位置を考えたほうがいいですね。 特に「感染症が専門だ」といっている人や専門団体は、ワクチンのマターを無視はできません。 市中でしょっちゅうプチ流行が勃発していたらいつ院内に持ち込みとなるかわかりませんので。 感染管理の診療報酬の加算も、「自分の施設だけー」じゃなくって、地域をケアすることで加算となるわけですよね。 いまは、保護者の居住地やその自治体の経済力によって、子どもの健康保護効果が異なってしまっています。 ということで、硬い取り組みばかりではなんですので、楽しく熱く(暑く?)デモ(パレード?)が予定されています。授業の都合

    7月5日は「ワクチン・デモ」です - 感染症診療の原則
    You-me
    You-me 2012/06/19
    7月5日はワクチン・デモだそうです
  • oral sexの歴史 その1 - 感染症診療の原則

    青木編集長がストックホルムに耐性菌の勉強にでかけている間に、ブログの売りのひとつであるsexual ccntentsを久々に(?)ご紹介。 真面目で科学的な話なんですよ・・・。(編集長は「私のイメージに関わる」とシブい顔ですが) 導入ですが、、、、2012年1月19日に官報に掲載された、新しい性感染症の予防指針には、画期的といえる記載変更や追加記載があります。 性感染症について医学部や看護学部で教えるような人は知っておく必要があります。 「性感染症に関する特定感染症予防指針の一部改正について」健感発 0119 第1号 平成 24 年1月 19 日 まず1つは、コンドームだけでは予防しきれない性感染症がある、ことの明記。これまではコンドームと根性で予防できるみたいな書き方になっていました(非科学的)。 2つめはワクチンについての加筆。現在、HPVとB型肝炎、A型肝炎が性行為で感染し、予防ワ

    oral sexの歴史 その1 - 感染症診療の原則
  • oral sexの歴史 その2 - 感染症診療の原則

    ではすでに「問題だ」と学会などでも連呼されているため、このたび性感染症予防指針のなかに咽頭感染リスクが明記されました、、の話の続きです。 「【性感染症学会速報】 オーラルサービス提供する性風俗従事女性の3割に咽頭のHPV感染 」2003年 日経メディカル 「健康注意報:クラミジアの咽頭感染が増えています」 2004年 日経BPネット 「セフトリアキソン高度耐性淋菌分離例」IASR Vol. 31 p. 108-109: 2010年4月号 川崎市にある宮中央病院院長先生のブログ記事に、事例が紹介されています(よくある診察室での会話パターンですね)。 フェラチオだけだと「セックスしてない」という認知の人はたくさんいます。 学会の先生方は「日には独特の風俗産業がある」という言い方をします。 それは日に特徴的なのでしょうか?だとしたらそれはなぜでしょうか? 日のヘテロセクシュアル男性の

    oral sexの歴史 その2 - 感染症診療の原則
    You-me
    You-me 2012/04/16
    お口やお尻は性交ではない(性交と認定しない)と日本の法律というか司法ではなってますからね
  • 江戸と平成の麻疹(はしか)騒動 - 感染症診療の原則

    「はしか排除難しく、予防指針見直しへ- 厚科審に小委を設置」というニュースが16日にありました(- -;)。 「○○委員会設置」とか、「臨時で○○研究班つくった」式の対応で、感染症の迅速な対応とかアウトカムを考えた戦略ってむりなんじゃないかと思うわけですが~。システム的なことはずーっとこのままなんですかね。 皆さんの自治体では、この排除宣言のための取り組みの責任者ってどなたですか? 全員が「誰かがやってくれるにちがいない』レベルの意識だとできません。 (韓国で排除宣言に取り組んだときの最前線の人たちの話をきいて、「日でできるんだろうか」と不安になったのも事実) ロータリークラブがポリオ根絶にとりくんでいますが、ライオンズクラブは麻疹排除をサポートしています。 赤十字が麻疹対策イベントのボランティア募集、の記事。 "Red Cross seeks volunteers to support

    江戸と平成の麻疹(はしか)騒動 - 感染症診療の原則
    You-me
    You-me 2012/03/28
    「春先は麻疹のシーズンです。流行中のヨーロッパからもちかえる学生が、卒業式や入社式などで広げる可能性もあります。1回しか接種していない、未接種な若い人の発疹をみたらご注意ください。修飾麻疹のような非典
  • 「一番怖い感染症はなんですか?」 - 感染症診療の原則

    「一番怖い感染症はなんですか?」という質問がときどきあります(医療者以外から、です) 一般に考えると、「治らない」とか「放っておいたら死んでしまう」かもしれませんし。人によっては「痛い」「苦しい」をあげるかもしれません。 「結核?」    超多剤耐性だったら怖いですが、治療薬が効く菌ならばそこまで怖がりません。 「エイズ?」   今はとてもよい治療があります。(検査しないで気づかないと重症化したり死亡するので怖い) 「多剤耐性菌?」 健康な人に問題はおこしません。 専門家からは、「素早い判断」をしないと命に係わるような感染症の名前があがります。 つまり、病気の進行がdays(日単位)ではなくhours(時間単位)で病気が進行するとか、「次の瞬間」に窒息したり心配が停止するというような場合。 専門家に相談をしたり、大きな病院に転送する時間さえギリギリ、という状況があります。 その人の持ってい

    「一番怖い感染症はなんですか?」 - 感染症診療の原則
    You-me
    You-me 2012/01/28
    「急性喉頭蓋炎」なかにはこういう例もhttp://rate.livedoor.biz/archives/50638932.html自分で喉を切開した男性のケース
  • 「それがインフルエンザ」 - 感染症診療の原則

    感染症にあまり詳しくない人たちは、適切な医療介入をすれば感染症の患者は救命できるはず、とイルージョンを抱いている人は多いですし、 感染症を防げなかった、救命できない場合は医者や病院に落ち度があったのではなかという前提で全て考えるというズレたアプローチになります。 感染症はそれぞれ特徴があり、特定の対策が有効なものもあれば、これというパキッとした対策がないものもあります。 多少なりとも効果のありそうな対策を何重にも実施して包括的に取り組んでいますが(バンドル-束-といいます)、それでも夢のような効果には必ずしもつながりません それは感染する(広がる)、発症する、重症化する、死亡するには複数の因子が関与しているからですね。 統計の数字(インフルエンザ・肺炎死亡における超過死亡)にも限界があります。 まず、インフルエンザはこれといった超有効な対策がないことで有名。 ワクチンはありますが、効果は限

    「それがインフルエンザ」 - 感染症診療の原則
    You-me
    You-me 2012/01/27
    「つまり、感染拡大しやすい子どもたちでの接種は、高齢者にもメリットがある・・という話。(肺炎球菌ワクチンでもこのようなHerd immunityの説明データがあります)」
  • B型肝炎ワクチンはなぜネグレクトされてきたのか その6 - 感染症診療の原則

    厚生労働省の過去の資料は、定期的に誰かが責任をもって更新・改訂しているのかが不明なのですが、平成18年以後に国内外で新たに得られた知見などをもとに修正すべき点は複数あるように思われました。 その後も新しい資料が厚生労働省の名前で出ています。 2年くらいで担当の人が異動するので、そのときどきによって書いた人とか責任者ってちがうわけですが、掲載されている資料の更新の責任は誰にあるんでしょうね。 掲載されている内容は今も妥当だからそのままなのか、メンテナンスをしていないのか、各ページに最終更新日が入っていないのでよくわかりません。 とりあえず読む側としては、新しいものが出たら、そちらに見解を変えたんだな、と思うしかないでしょうか。(古い資料を信じてしまったら自己責任?) なぜなら日々、新しい知見が国内外で発表され、それまでの考え方やデータが修正されているのですから。 ・・・ということで、平成18

    B型肝炎ワクチンはなぜネグレクトされてきたのか その6 - 感染症診療の原則
    You-me
    You-me 2011/11/22
    「この感染症(B型肝炎)は、特にこどもにおいては個人の意図や努力だけでは予防が難しいからユニバーサルワクチンが推奨されている」