記者クラブの不作為で、失政が市民に知られることなく2期目を迎えた高島宗一郎福岡市長。昨年11月の市長選で25万票という支持を得たことで、傲慢ぶりに拍車がかかったともいわれている。 一方、デタラメ市長の言動に振り回され、モチベーションが下がりっ放しなのは市職員。市長からミカンに例えられたあげく、尻拭いばかりとあっては泣くに泣けない。高島市政下、綱紀粛正が叫ばれてきたが、職員不祥事は増加傾向にあることが分かった。 (写真は福岡市役所) 不祥事は減らず 市職員が不祥事を起こすと、相応の処分を受けることになる。その場合下されるのは、事情に応じて「懲戒処分」か「服務上の措置」。前者は地方公務員法に規定されたもので、戒告、減給、停職、免職など。後者は内規による軽いお咎めといったところで、口頭訓告、文書訓告、厳重注意などがある。 高島氏の市長就任は平成22年12月。そこで、高島カラーが打ち出さるようにな