最も利用者が多いのはTwitterの39.9%だが、Facebookも24.2%と接近しつつある――。震災でソーシャルメディアの個人利用に弾みがついた。社員の不用意な書き込みによる情報漏洩リスクも高まっており、企業が自社に適した利用ガイドラインを作るべき時が来ている。まずはシステム部門が先行してソーシャルメディアを使い、利点やリスクを見極める目を養うべきだろう。そこで、日経コンピュータ誌がIT技術者によるソーシャルメディアの利用実態を緊急調査してみた。 東日本大震災の前後でソーシャルメディアに対する認識が大きく変わり、利用者の約3割が「既存メディアと同等以上」に信頼するようになった。ただし、デマや誤った情報が広がりやすいと指摘する利用者も6割を超えていた――。 日経コンピュータ誌が、日経BPコンサルティングやIT総合情報サイト「ITpro」と共同で、IT関連業務に携わる人(以下、IT技術者