こんにちは 薬剤師のユウです。 さて、今回は中国古代哲学の基本概念である『陰陽学説』についてお話しさせていただきたいと思います。 「陰陽学説ってなんだ？」 「なんかカッコいい言葉が出てきたぞ！」 そんなことを思う方も多いかもしれませんね。 実は漫画やアニメでもこの『陰陽』の考え方は応用されています。これは自然界における分野が全て『陰』と『陽』に分けられるからなのです。 この考え方は中医学の人体や病気の考え方にも取り入れられています。詳しく見ていくことにしましょう！ 『陰陽学説』とは 『陰陽』の基本的な考え方 １ 『陰陽』を自然界に当てはめてみよう！ ２ 『陰陽学説』の基本内容 【対立制約】 【互根互用】 【消長平衡】 【相互転化】 まとめ 『陰陽学説』とは 中国古代哲学の基本概念として『陰陽学説』が存在します。これは自然界の変化・規則の観察によって出来た考え方で、自然界の全てを『陰』『陽』

こんにちは！ 薬剤師のユウです！ 前回は『薬膳』とは？を大雑把に書かせていただきました。 薬膳の考え方は至ってシンプル・・・健康の維持・増進、病気の予防・治療・回復などを目指す、健康を守るというもの。 今となっては世間に広まった『薬膳』 一体どこで、どのようにして生まれたんでしょうか？ 初めから身体の良いという食材やその組み合わせが決まっていたとは考えにくいですよね？ さて、それでは今回は薬膳の元の学問。中医学と薬膳薬の歴史について見ていきましょう！ yu-su-ke.hatenadiary.jp 中医学と薬膳学の起源 ○食文化の発展 中医学と薬膳学の歴史 １ 酒と医学 ２ 中薬の活用 ３ 食医制度の創設 ４ 中医学理論体系の確立 ５ 薬学専門書『神農本草経』登場 ６ 『傷寒雑病論』登場 ７ 『後漢書』に薬膳の記載 ８ 食療法を記載する『備急千金要方』『食料本草』 ９ 食の重要性を説いた『