昨日から横浜で開催されているTech Ed 2007 Yokohamaでのセッション、「Windows Vista: JIS2004とUnicode」に参加してきました。スピーカーはここ数年、同社で文字コードの標準化活動を担当している阿南康宏氏。 セッションの内容そのものは、これまで同社が発表してきたものを開発者向けに、Unicodeと文字処理の問題をからめつつ説明したもので、とりたてて目新しいトピックはありません。マイクロソフトは国語施策と公的標準にもとづき実装をすすめていくこと。Unicodeがなければ全ての人名用漢字が表現できないこと。とはいえ従来の環境との互換性に留意し、ユーザーの選択肢は用意していること……。 ここではセッション後に直接話をうかがった際、とくに興味を惹かれた部分を取り出して報告しておきましょう。もちろん記憶にもとづく再現ですから、もしも間違いがあればご容赦下さい。