SIFTやSURFよりもライセンス的に使いやすく、トラッキング精度も高いAKAZE(Accelerated KAZE)特徴量をOpenCV3で検出するサンプルです。 映像中にどんな物体が映っているかを特定することで、人物の認識や移動経路の追跡など様々な分析が可能となります。こうした画像認識の基礎技術には、画像中の特徴的な部分(特徴量)を計算する処理があり、OpenCVを利用することで特徴量の抽出を簡単に実装できます。 特徴量を計算する処理にも様々なアルゴリズムがあります。OpenCV2ではSIFT,SURF,ORBなどの手法を利用できますが、OpenCV3では新たにKAZEとAKAZEというアルゴリズムも利用可能になりました。ここでは、KAZEおよびAKAZEの簡単な説明と、実際にOpenCV3でAKAZEを使って特徴量を計算するプログラムについて解説します。 KAZEとAKAZE KAZ