名古屋市科学館は31日、3月19日に開館予定の世界最大のプラネタリウムの愛称を「ブラザーアース」に決めたと発表した。 市とネーミングライツ契約を結んだブラザー工業(小池利和社長)が、地球を連想させる球体のプラネタリウム(直径35メートル)を、宇宙や自然の大切さを伝える場にしようと名付けた。ブラザーアースは、同社が環境活動をする際のスローガンでもある。契約期間は3月19日から16年3月末までで、年間3650万円が市に支払われる。同社の長谷川友之常務執行役員は「子供たちにたくさん来てもらい、将来を担う科学者に育ってもらえたら」と話している。