JR東海の山田佳臣社長は7日の会見で、自動車産業が休日操業を始めた影響で、トヨタグループの本社や工場があるJR東海道線の刈谷駅(愛知県刈谷市)の週末の朝の降車人数が通常の10倍以上に増えたと明らかにした。 山田社長によると、普段の土日の降車人数は毎朝600〜700人程度だが、駅周辺のデンソー本社の管理部門の従業員が出勤するなどした影響で2日は7千人、3日は8500人に増えたという。 JR東海は出勤時間帯の快速列車の車両数を増やすなどして対応しているが、山田社長は「駅のホームが様変わりして、ビックリした」と話した。