「川井さんが関われば『パトレイバー』になる」——。 『機動警察パトレイバー』原作ヘッドギアのひとりで、『機動警察パトレイバーREBOOT』(以下『〜REBOOT』)にも監修・メカニカルデザインとして携わった出渕裕はこう語った。 シリアスからコメディまで、なんでもアリな幅広さが魅力の『機動警察パトレイバー』において、逆に言えば絶対に欠かせないものが川井憲次氏の手がける音楽だ。『〜REBOOT』においても吉浦康裕監督は「バシッと音楽が上がってきて、しかも川井節ですごく嬉しかった」と感激の声を漏らしている。実写、アニメ、ドキュメンタリー番組、また洋の東西を問わず国際的な活動を続ける音楽家・川井憲次。 彼にとって『パトレイバー』とはどんな位置づけとなるのだろうか。キャリアの初期に担当したOVAから、最新作の『〜REBOOT』まで、すべての『パトレイバー』と歩み続けた28年を振り返ってもらった。 取
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