1972年生まれ。早稲田大学教育学部教育心理学専修を経て、東京大学大学院教育学研究科修士課程在籍中。1999年からゲーム業界ウォッチャーとしての活動を始める。著書に『ゲーム業界の歩き方』(ダイヤモンド社刊)。「コンテンツの配信元もユーザーも、社会的にサステナブルである方法」を検討するために、ゲーム業界サイドだけでなく、ユーザー育成に関わる、教育と社会的養護(児童福祉)の視点からの取材も行う。Photo by 岡村夏林 コンテンツ業界キャッチアップ ゲームソフトをゲーム専用機だけで遊ぶ時代は終わった。ゲーム機を飛び出し、“コンテンツ”のひとつとしてゲームソフトがあらゆる端末で活躍する時代の、デジタルエンターテインメントコンテンツビジネスの行方を追う。 バックナンバー一覧 ソニーが、1億4600万台を売り上げた大ヒット家庭用ゲーム機「PS(プレイステーション)2」の後継機として、「PS3(60
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の地上デジタルレコーダー「torne(トルネ)」の販売が好調だ。据え置き型ゲーム機「プレイステーション3(PS3)」に接続して使う周辺機器として3月に発売し、9月末までに40万台超を販売。ゲーム会社ならではの娯楽性に富んだ機能を盛り込んだことに加え、9980円という低価格が消費者を引きつけている。 トルネは、地デジチューナーに加え、テレビ番組の視聴と録画・再生ができるソフトウエアをセットにした。月ごとに自分が視聴・録画した番組ジャンルなどをグラフで表示する「チャート機能」といった、遊び感覚の要素を盛り込んだ。 3月の発売直後から口コミなどで話題となり、4〜9月に42万台を販売。発売後も、インターネットを通じた機能強化を行っており、6月末には3倍録画や追っかけ再生に対応し、さらなる販売拡大を目指している。 トルネの開発を担当するJAPANスタジ
CEDEC(CESAデベロッパーズカンファレンス)2010が、2010年8月31日~9月2日の3日間にわたって、神奈川県のパシフィコ横浜・国際会議センターにて開催中だ。社団法人コンピュータエンタテインメント協会(CESA)主催によるCEDECは、ゲーム開発者の技術交流などを目的に開催されている講演会で、今年で12年目。ゲームの知が集結するCEDEC 2010の模様をリポートする。 プレイステーション3を地デジレコーダーにする周辺機器“torne(トルネ)”はなぜ使いやすいのか? “torne(トルネ)に注ぎ込まれたゲーム制作現場のノウハウ”と題したセッションで、ソニー・コンピュータエンタテインメントの西沢学氏と石塚健作氏が、torne開発にあたって使われたゲーム制作のテクニックを解説した。 発売後2ヶ月品薄状況が続き、通販サイトなどの満足度も高かったtorne。評価コメントの多くが家電レコ
筆者も購入した「torne」(実売9000円前後)と「プレイステーション 3」(120GBモデルが実売3万円前後)。約4万円で最強の地デジ録画環境が揃う 「プレイステーション 3」で地デジ番組の録画を可能にする「torne」は予想どおり大ヒット商品となり、売り切れ店が続出する結果となった。 ポイントになったのは、PS3をHDDレコーダー代わりに使えるというだけでなく、従来のDVD/BDレコーダーにはない快適な操作性を実現した点だろう。特に60fpsというフレームレートを活かしたテレビ番組表の操作性の高さはピカイチで、滑らかなスクロールに感動したユーザーは多かったのではないだろうか。 そのtorneの発売から3ヵ月ちょっとが経過したが、早くもアップデートが実施された。さまざまな部分で改善が果たされているが、特に機能強化の目玉となっているのがH.264/MPEG-4 AVC録画への対応である。
■進化したファームウェア「Ver.2.00」がリリース - その主なアップデートの内容とは PlayStation 3(以下 PS3)をハイビジョンレコーダーに変身させる専用テレビチューナーユニット“torne”を、皆さんはお使いだろうか。2010年3月の発売時は、販売店に行列ができるほどの人気を博し、その後しばらくは品薄が続いた。筆者も早朝から量販店に並び、速報記事をお届けした(関連レビュー)。その後も実に売り上げを伸ばしており、ユーザーは増加中であるという。 torneの特徴はなんと言っても、PS3が搭載する高性能半導体「Cell」と「RSX」を使った高速処理によるインターフェースだ。既存のデジタルレコーダーの操作感とは一線を画すサクサクとした操作感が話題になった。しかし既報でお届けしたように(関連レビュー)、録画マニアにとっては不便に感じられる点もあった。今回、torneのソフトウェ
制御用とみられる富士通の「MB86H47A」。詳細は不明だが型番から映像用途のASSPと思われる。英ARM社製のCPUコアやUSBのインタフェース回路などを内蔵しているもよう ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が,2010年3月18日に発売した,同社の据置型ゲーム機「プレイステーション 3(PS3)」向け地上デジタル放送視聴キット「torne」を入手し,付属のUSB接続地デジ・チューナー・ユニットを分解した。 torneのチューナー・ユニットは中国製。基板は富士通の「MB86H47A」と,フランスDiBcom社の「DIB8096GPA」の2チップ構成になっていた。DIB8096GPAはISDB-T対応のSiチューナーLSIで,地デジ受信のRF回路とISDB-Tの復調回路を内蔵する。 MB86H47Aの機能は不明だが,英ARM社製のCPUコアを内蔵しているとみられ,全体の制御の
ヨドバシ.comで予約していたtorneが届きました。 仕事中につきPS3に繋げていじれないので、いきなり分解してみました。 裏のゴム足の下に隠れているるネジを4本外せば簡単に開けられます。 チューナーモジュールの金属シールド上蓋を外したところ。 主要チップは富士通の「MB86H47A」のみ。チューナーモジュールはDIBCOMの「DIB8096」が載ってます。 裏側 裏面の黒いシートはB-CASカードを挿したときにカードの端子と基板が接触しないように絶縁するためのマイカシートで両面テープで基板に貼り付けられてます。剥がしても下には何もありませんでした。右側のがカードコネクタ。 MB86H47A DIB8096 ●Amazon.co.jp: torne(トルネ)(CECH-ZD1J)
既に各所で本機の体験会などイベントが行われているので、実機を操作された読者も多いことだろう。筆者もプレス向けの発表会以降、池袋の家電量販店で数回操作を体験してチェックを行い、高速インターフェースの操作感に改めて驚いたものだ。 ただ、一方でこのtorneに触れるたびに、「これって、結局、番組表の表示が速いだけなんじゃないの?」という“もやっ”とした気分が芽生えてくるのも正直なところだ。発売日決定後のネットでの反響は絶好調なようで、大手量販店のショッピングサイトでの先行予約販売は、受付を終了している所も多い。発売日当日に入手したいのであればショップで開店前から並ぶことになるかもしれない。筆者もうっかりしていたら予約しそびれた口だ。予約ができなかったからというわけでもないが、筆者は今さらながらだが、「torneって買いなのか?予約してもいいのか?」を迷いはじめてきた。 筆者がいまtorneを購入
トルネは、PS3用の地デジチューナーに、B-CASカード、PS3にインストールする専用アプリケーションやその他ケーブル類など、PS3で地デジを視聴、録画する為に必要なものがセットになった商品です。 ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下SCE)がPlayStation3(以下PS3)の春の目玉として打ち出してきたのは、ゲームソフトではなく、周辺機器でした。なんと、9,980円でPS3を地上波デジタル放送(以下地デジ)対応のハードディスクレコーダーにしてしまうという優れもの、その名もtorne(以下トルネ)。すでに色んなところで紹介されていますから、ご存知の方も多いかと思います。 トルネの詳細な点については、たくさんのニュースがございます。AllAboutでもプレイステーションガイドの加藤さんが取り上げてますので、スペックなどの細かい点については是非こちらをご覧ください。 【関連記事】
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く