「なぜロックされているかよく分からない」――。11日の内閣改造で初入閣した竹本直一IT・科学技術担当相(78)が13日の記者会見で、こうぼやいた。自身の事務所公式ホームページが閲覧できない状態が続いていることを受けたもので、「見ようと思っても見られない」(竹本氏)という。 竹本氏の事務所によると、閲覧不能になっ…
性別変更のアウティングに関する提訴後に記者会見する、原告代理人の仲岡しゅん弁護士(左)=大阪市北区で2019年8月30日午前10時27分、茶谷亮撮影 性同一性障害で性別変更したことを勤務先の病院(大阪府吹田市)で同意なく明かされ、同僚から差別的な言動を受けたとして、看護助手の女性(48)が30日、病院側に慰謝料など約1200万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴した。性に関する情報を了解なく暴露する行為は「アウティング」と呼ばれ、原告は「こうした差別がなくなる社会にしたい」と訴えている。 訴状によると、男性として生まれた原告は、20代で女性への性別適合手術を受けた。性同一性障害特例法に基づき、2004年に戸籍上の性別を女性に変更。名前も変え、男性と結婚した。
3日午後1時ごろ、富士山の静岡県側の9合目上(標高約3700メートル付近)から登山中の男性が滑落したと別の登山者から携帯電話で110番があった。静岡県警御殿場署によると、男性は200~300メートル滑落した地点で遺体で収容された。 男性はオーストリア国籍で、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコントラバス奏者、ゲオルク・シュトラッカさん(41)。同署によると、楽団職員と2人で山梨県の富士吉田口から日帰り登山の予定で、足を滑らせたとみられる。当時は風もなく、天候状態はよかったという。 楽団を招へいした東京・赤坂のサントリーホールによると、楽団は10月30日に来日、同ホールのほか川崎市や兵庫県などで11月10日まで公演予定。3日は休日だった。
乳幼児に全身の血管の炎症などを起こす原因不明の難病とされてきた「川崎病」は、複数の細菌への感染で起きる可能性が高いことが順天堂大チームの研究で分かった。同大が17日発表した。従来の治療法が効かない患者の治療につながる成果という。英国の免疫学会誌電子版で論文が掲載された。【河内敏康】 研究チームは、病原体が侵入しやすい消化管に着目。患者19人の十二指腸の粘膜や口腔(こうくう)から細菌を採取し、白血球と交ぜて培養したところ、ブドウ球菌の仲間の「グラム陽性球菌」計6種類は白血球が10~100倍、常在菌の「グラム陰性菌」計5種類は白血球が5倍も増えた。 これらの細菌を詳細に調べた結果、グラム陽性球菌が特殊な抗原を出して、症状をもたらすことが分かった。また、グラム陰性菌からは、川崎病の後遺症の冠動脈瘤(りゅう)の原因にもなる特殊なたんぱく質を大量に作り出すことも確認。こうした細菌が複合的に作用し、病
自殺志願者の電話相談に応じている僧侶から、自殺志願者や遺族の心情について学ぶ浄土宗の僧侶ら=東京都港区の明照会館で ◇通夜で「地獄行き」/戒名に「痴」の文字… 自殺者が11年連続で年間3万人を超えた。悲しみや自責の念を抱える遺族は増えているが、自殺への偏見や無理解は宗教界にも根強く、遺族にとって葬儀が苦痛になることも多い。こうした中、問題意識を持つ僧侶たちが集まり「安心して故人を悼む場を設けよう」という動きが出てきた。【中村美奈子】 ◇10日、東京で法要 遺族交流も 遺族同士が集まり体験や思いを語る分かち合いの会「藍の会」「自死遺族ケア団体全国ネット」の運営者によると、自殺者の遺族が通夜や葬儀の法話で僧侶から「命を粗末にした人間は浮かばれない」「自殺は許されないことだから地獄に落ちる」と言われたといった話をよく聞くという。 ある遺族は息子の位牌(いはい)の戒名の最後に「自戒」という2文字を
携帯電話大手「ソフトバンク」(東京都港区)グループの通信3社が、10年春の採用に応募している大学生らに、携帯電話の契約獲得実績を採用の可否の判断基準にする方針を伝えていたことが分かった。内定すら出していない就職希望者に賃金を払わないまま「営業活動」を求めていると受け取られかねない異例の選考方法で、厚生労働省は労働基準法に抵触する可能性もあるとみて事実関係を調査している。【工藤哲】 ソフトバンクによると、ソフトバンクモバイル、ソフトバンクBB、ソフトバンクテレコムの3社は、営業・企画職や販売職で10年春の採用に応募した学生を対象に「特別面接枠」を設置。筆記と面接に加え「営業力」を選考基準としている。 特別枠に応募した学生には特設ホームページのアドレスを教え、専用のIDを交付。学生の営業で新規申し込みや他社からの変更契約に応じた顧客が学生からIDを教わり、契約の事実や名前を会社側に伝える。4月
◇戻して18歳未満貸し出し禁止 堺市立の4図書館で、書庫入れ扱いしている「BL(ボーイズラブ)」と呼ばれる男性同性愛を扱った一部の小説が開架され、誰でも読むことができる状態になっていたことが分かった。本来は書庫に保管し、請求があった場合にのみ貸し出していたが、ずさんな管理が原因で開架されていたという。図書館側は7月、市民らの指摘を受けて書庫に入れ、8月からは18歳未満への貸し出しを原則禁止している。 同市立中央図書館によると、BL本は市民からの多くのリクエストを受け、90年ごろから購入。これまで計約5500冊(約370万円)を購入したが、一部の本の内容が過激になっていることなどから、ここ数年は1冊も購入していないという。 図書館側は、BL本の中には挿絵や描写など内容が過激なものや、紛失も多いことなどから閲覧室には置かずに「書庫入れ」とし、カバーには書庫入れの本と分かる目印も付けている。とこ
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