米iFixitは米Appleの新しい「iPad」を分解し、調査した結果を現地時間2012年3月15日に発表した。9.7型の「Retina」ディスプレイは韓国Samsung製と見られ、エルピーダメモリや東芝、米Qualcomm、米Broadcomの半導体などが使われている。 調査には、オーストラリアTelstraの店舗で購入したLTE対応版16Gバイトモデルの新iPadを使用した。ディスプレイはモデル番号からSamsung製であると判断した。 ロジックボードには、エルピーダメモリの4GビットLPDDR2型DRAMチップ(合計1Gバイト)や東芝のNANDフラッシュメモリー「THGVX1G7D2GLA08」を搭載している。 Wi-FiおよびBluetooth対応チップはBroadcom製の「BCM4330」だった。Broadcom製品はコントローラ「BCM5973」「BCM5974」も使われてい