私達は地質標本館が開催する地学の普及を目的とする各種の行事に参加してきた.特にこの活動の中で砂の標本を展示したり,砂を観察したりすることを通じて,砂の世界の素晴らしさを紹介してきた. 今回,本誌574号で紹介したように,スキャナーを使って岩石を観察したり,容易に電子画像が作れたりするようになってきた.このような方法で,細かい砂の観察が可能なのか? 検討してみた.
なぜプログラムか? 近年は計算機資源が安価になり, 多くの一般の人もパソコンを購入し, 計算機に 触れるようになった. それによって, コンピュータユーザは増えたが, 計算機の 基礎教育を学んだ人が増えたわけではない. そして, 計算機の利用は高まった結 果, 計算機の基礎教育を学んでいない人でも重要なシステムの運用や管理をしな ければいけなくなっている. コンピュータビギナーであるかシステムマネジャー であるかに関わらず, 少しコンピュータを使い込むといつか必ず衝き当たる壁が ある. 市販や既存のソフトウェアでは, 自分のしたいことが実現できない という壁である. この時, 人は別れ道に立たされる. 未来永劫, 市販・ 既存のソフトウェアに,自分ができることを規定される立場に甘受して暮すのか, それとも, 計算機技術を学び自分でやりたいことを実現する能力を身につ けるのか. 私は人間の自
筆者は2000年に有珠山と三宅島の噴出物調査の際に,降ったばかりの火山灰が生活にあたえる悪影響を体験しました.その後 AGU(米国地球物理学連合)2000年秋季大会@サンフランシスコに参加した際に,米国地質調査所(USGS)のブースのある小冊子に目がとまりました.「VOLCANIC ASHFALL How to be prepared for an ashfall」という小冊子です.US letter両面一枚を三つ折りにした簡素なものですが,内容がよく考えられていたので,筆者は感心しました.噴火前にこのような知識があったなら,危険や不便がずいぶん低減するだろうと思いました.そこでUSGSによる小冊子の内容を参考に,火山灰への備えるための知識をまとめました. 文責 宮城磯治(産総研・地質調査総合センター) 作成日 2001年2月9日 (最終更新日:2011年2月1日 ) 参考文献 米国地質調
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